スターキーは、これまで「少しぐらい聴力が低下しても大したことない」と考えている方に、警鐘を鳴らしてきました。ですが、多くの難聴は緩やかに進行していくため、きこえの変化に対して「大きな問題ではない」という考えを持った人は、まだまだたくさんいらっしゃると思います。
しかし、それを放っておくと、きこえだけでなく様々な面で問題が発生することはご存知でしょうか。
周りとのコミュニケーションが遠ざかることで、
孤独感、孤立感、苛立ちが発生し、
特に難聴の高齢者によく見られます。
引用:世界保健機関(The World Health Organization)
まず、難聴を放っておくと、周りとの会話についていけなくなり、外出することが億劫に感じ、社会との関わりが少なくなります。そして、自然と「聞くこと」が必要になる状況を避けてしまいがちになります。この状況が続いていくと、孤独感、孤立感、苛立ちといった感情の発生に繋がっていきます。専門家達は、この社会的孤立は認知能力の低下の危険因子に繋がっていく「ドミノ効果」となってしまう恐れがあると警告しています。
みなさんも、きこえに違和感を感じたら、そのままにせず、早めに耳鼻科に行くなど行動しましょう。
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