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【咳とくしゃみだけじゃない!?】大きな声に潜むリスク

新型コロナウイルス(COVID-19)による非常事態宣言が解除されましたが、まだまだ予断は許されない状況です。新型コロナウイルス(COVID-19)のような感染性病原体は、咳やくしゃみを介して人から人へ伝染する可能性があることをご存知の方はいらっしゃると思いますが、実は、咳やくしゃみだけでなく、おしゃべりするときにも注意が必要であることは知っていましたか?

 

Respiratory-Droplets

 

6月2日に米国科学アカデミー紀要で発表された研究によると人の音声は最大14分間空気中で残ることが分かりました。

 

私たちは話すたびに、口の中からスプレー状となった唾液が噴射されます。つまり、この小さく目に見えない飛沫も、14分間空気中に残っているのです。

 

これらは新型コロナウイルス(COVID-19)などの感染性病原体を運んでいる可能性があります。飛沫を吸い込んだり、飛沫が着いたものに触れたりすると、ウイルスが人から人へと伝わる可能性があります。

 

大声で話すと、より多くの飛沫が発生します

また、今回の研究で、大声で話すと通常会話時よりも多くの唾液が生成され、飛沫も遠くまで移動することが判明しました。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)は、症状が現れる前の段階でも感染力を持っています。症状が出ていない感染者が、大声で話すと、多くの飛沫が空気中に放出されます。つまり、ウイルスにさらされるリスクが高まり、部屋の中にいる全員に感染リスクが高まります。

 

 

補聴器は大声で話す必要性を最小限に抑えます

補聴器で、きこえの問題に対処すると、大声で話してもらう必要が無く、通常の声の大きさで仲間との会話に参加できます。

 

もし「耳が聞こえにくいな」と感じたら、我慢せずに耳鼻科を受診し、きこえの問題に対処することをご検討ください。

 

 

「きこえ」のガイドブックをダウンロードする

 

トピック: 難聴と健康