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【冬の補聴器】注意点を知って、冬のきこえを楽しもう

新年あけましておめでとうございます。今年もHear Better. Live Better.ブログをよろしくお願いいたします。さて、2021年第1回目のブログは「冬と補聴器」について、ご紹介します。

 

 

冬と補聴器

寒さから補聴器を守ろう

 

補聴器や電池は、極端に低い温度では機能しなくなる危険があります。

補聴器を外す場合は、車の中や、室内であっても玄関や窓際に放置しないでください。

 

また、外出する際は帽子やマフラーなどを使用して、

耳と補聴器の両方を冷たい外気から保護しましょう。

 

 

【知っておこう】空気電池と石油ストーブ

電池式補聴器に使われている空気電池は使用前にシールが貼られています。

このシールを剥がして表面を注意深く見てみると、穴があることがわかると思います。空気電池はこの孔(あな)から空気を取り入れて、放電し始めます。

 

充電タイプと空気亜鉛電池2

石油ストーブを使うと、空気中の二酸化炭素が増加します。

すると、空気を取り入れて放電する空気電池は本来の電池寿命よりも消耗が早くなってしまいます。

 

二酸化炭素が充満しないように、お部屋の換気を充分に行いましょう。

 

 

電池ドアは開けておこう

電池式の補聴器を使用されている場合、補聴器を使用していないときは電池を取り出し、電池ドアは開いた状態にして、乾燥ケースの中に入れてください。

 

乾燥ケース

 

充電式補聴器の冬の注意点は?

充電式補聴器は、リチウムイオン電池を使用しているため、ストーブから発生される二酸化炭素による電池の消耗の影響は受けません。

 

ですが、10度以下になるなど寒い場所では、リチウムイオン電池のプラス極とマイナス極の電気の通り道の役目をしている電解液の働きが悪くなり、充電や放電がスムーズに行えなくなる場合があります。

 

寒いと動きが鈍くなるのは、人間の身体と同じですね。

 

充電式補聴器を使用されている方も外出する際は帽子やマフラーなどを使用して、耳と補聴器の両方を冷たい外気から保護し、夜、充電する場合は、玄関や窓際、洗面所で行うのではなく、暖かい部屋で行ってください。

 

補聴器を安全に保ちながら、冬にしか聞こえない季節の音を楽しんでくださいね。

 

 

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(2023年2月10日更新)

トピック: 補聴器