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【補聴器業界情報】禁忌8項目改訂のお知らせ

作成者: マーケティング部|18/01/30 8:00

本日は、補聴器販売店様向けのお知らせになります。

 

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、昨年12月に補聴器購入前の必須確認事項とされている「禁忌8項目」が改訂されました。

 

改訂の内容は?

改訂内容は次のとおりです。

 

・耳の手術を受けたことがある。

・最近3ヶ月以内に耳漏があった。

・最近2ヶ月以内に聴力が低下した

・最近1ヶ月以内に急に耳鳴りが大きくなった。

・外耳道に痛みまたは、かゆみがある。

・耳あかが多くたまっている。

・聴力測定の結果、平均聴力の左右差が25dB以上ある。

・聴力測定の結果、500、1000、2000Hzの聴力に20dB以上の気骨導差がある。

 

改訂された禁忌8項目には、「その他確認事項」という部分が追加されているようです。

 

その他確認事項とは?

・補聴器の公的支援や助成制度について説明を希望される方はお申込み下さい。

・販売店では、医療機関で行うような診察や検査および診断は行えません。販売店では、

 補聴器適合のために観察や測定を行います。

・心臓の病気・脳梗塞・血栓症などの治療で薬を内服している場合は出血し易くなっていないか、 

 耳の奥の皮膚をこすっても心配ないか医師に相談して下さい。

・販売店では、耳鳴りの診断や治療はできません。補聴器相談医の指示がなければ耳鳴り治療を

 目的とした販売は致しません。

・販売店では、認知症の診断や治療はできません。認知症の予防、治療を目的とした補聴器の

 販売はできません。

・販売店では、耳の手術を受けたことがある方の耳型採取はできません。

 

今回の改訂は、補聴器装用を検討していらっしゃる方が難聴や耳鳴り、認知症などの治療の時期を逃してしまわないように補聴器販売者が取返しのつかない事態に陥らないようにといった内容のようです。

 

今回の改訂に関するの制定元はこちら。

一般社団法人日本補聴器販売店協会特定非営利活動法人日本補聴器技能者協会