世界には、経済的に補聴器を手に入れることができない国や、耳が聞こえにくい人への教育・自立支援が確立されていない国があります。
スターキーきこえの財団は、これまで100か国以上の国に「きこえの贈り物」として、補聴器を届けるだけでなく、現地の福祉行政・病院・聾学校と連携し、聞こえを必要とする方の生活を継続して支えてきました。この活動に、国連・元大統領・ハリウッドスターも賛同していますが、4億人という難聴者の数にはまだまだ追いつきません。
スターキーきこえの財団は皆様からの協力を必要しています。皆様からの
・使わなくなった補聴器の寄付※
・スターキー製品のお買い上げ
によって、多くの方の人生に希望を与えることができます。
※補聴器のメーカー・状態は問いません。
ポケット型補聴器、充電式補聴器以外すべての補聴器を受け付けています。
世界保健機関(WHO)によると、全世界の4億6600万人(大人4億3200万人、子供3400万人)が40dB HL以上の難聴を抱え、そのうち、たった3%の人々しか補聴器のような聴覚ケアを受けていません。
4億6600万人のほとんどは補聴器を購入することができない開発途上国に住んでいます。
難聴は放置してしまうと、子どもの場合、言語習得の遅れからコミュニケーション能力、学業面に影響し、成人の場合でも職業面に影響が出てしまうことが明確にわかっています。
開発途上国では、難聴児が学校教育を受けることはめったにありません。また、難聴の成人就業率も非常に低い状況です。
スターキーきこえの財団創設者ビル・オースティンは、開発途上国の深刻な「きこえの問題」に対処するために1984年スターキーきこえの財団を設立し、これまで100か国以上、150万人以上の人々に、補聴器だけでなく、教育・自立の場を提供してきました。
ビル・オースティンの始めた活動に、元米国大統領や多くのハリウッドスターも協力しています。
2017年、ビル・オースティンはこれまでの活動により、世界初の聴覚ケアのための国際親善大使に国連で任命されました。
ビル・オースティンは、80歳を超える現在もなお、世界中の人々のために第一線で、スターキーきこえの財団の活動に取り組んでいます。
スターキーきこえの財団は、全世界から寄付された補聴器を新しい補聴器として再生、現地へ「きこえの贈り物」として届けています。しかし、補聴器は定期的なメンテナンスが必要です。スターキーきこえの財団の活動は補聴器を現地に届けて終わりではなく、独自のプログラム(WFA®地域密着型ヘルスケアプログラム)により、継続して補聴器使用者とご家族のケアを行っています。
<WFA®地域密着型ヘルスケアプログラム>
<状況確認>
・聴力測定/耳鏡観察
・耳型採取
<フィッティング>
・補聴器、イヤモールド(耳型)の提供
・補聴器の装用訓練
<アフターケア>
・電池の提供
・補聴器清掃/点検
・補聴器に関する相談(本人、家族)
<実用訓練>
・言語訓練
・社会生活(自立)訓練
段階3、4は現地の病院・自治体・聾学校が主体となって繰り返し行われます。
さらに、スターキーきこえの財団は、人材育成(トレーニング)も行っています。
WFA®地域密着型ヘルスプログラムの活動費は、アメリカで開催されるチャリティーイベントでの募金や、皆様のスターキー補聴器をお買い上げいただいた売上の一部から充てられています。
“Alone we can’t do much. Together we can change the word.”
"一人でできることは限られています。しかし、力を合わせれば世界をも変えることができます。"
私たち、スターキージャパンは世界のきこえのための活動をより多くの方に知っていただき、
一緒に活動を応援してくださる方や企業様を広く募集しております。
皆様からの温かい気持ちをお待ちしております。