難聴が私たちの生活にどのような影響を与えるか?を考えるとき、私達は、騒音の中での会話が聞き取れない、会社の重要な会議で話が聞き取れないといった、問題に注意が行きがちです。
しかし時には、大切な人との会話などの小さな事柄や、日頃当たり前と感じている音が聞こえる方が重要で、難聴によって深く損なわれることもあります。逆に言えば、補聴器によってそれらを取り戻した時の喜びも大変大きなものとなるのです。今回は、ゲイリー・ムーアさんの補聴器装用体験をご紹介します。
ニューヨーク生まれのゲイリーさんは、約15年前に聴力を失い始めました。彼は、ご自身の中程度の高音難聴を、軍にいたときにジェットエンジンの近くで長時間過ごしたことが原因と考えていて、その後に裁判官を務めた際に話を聴く能力に影響を与えたと言います。
ゲイリーさんは、「いろいろ試したけど、スターキーの補聴器を使うまでは、補聴器がそれほど良いものだとは思わなかった。『安かろう悪かろう』とはよく言ったものだよ。」と、Facebookからスターキーにメッセージを送って下さいました。
私達は、このメッセージを読んで彼の装用体験談を聞いてみたいと思い、彼に会いに行くことにしました!
スターキー:難聴のために一番苦労されたのはどんなことでしたか?
ゲイリーさん:聞こえている振りをすることがしょっちゅうありました。「えっ、何?」と言い続けるのはかなり恥ずかしかったものですから。実際は、同じことを何度も繰り返して貰わなければなりませんでした。
ゲイリーさん:5年ほど前に在郷軍人局で耳あな型のスターキーの補聴器を作ってもらいました。でも、実はそれが自分の最初の補聴器ではないんです。それまでに色々な補聴器を試しました。自分はスターキーの補聴器を使うとは思ってはいませんでした。今まで、沢山の安い補聴器を使ってみて、スターキーの補聴器がそれほど違うとは信じられなかったからね。
スターキー:スターキーの補聴器を使ってみて如何でしたか?
ゲイリーさん:とても満足しています。朝起きてから夜寝るまで、ずっと使っています。補聴器を装用し始めたときは、非常に大きな音が出ていると感じて違和感がありました。ですが、補聴器の新しい音に脳が慣れて適応するのに2~3週間かかるらしいですね。しかし正直なところ、補聴器のおかげで人生がとても楽しくなりました。特に、孫が話しかけてくる言葉が聞こえるようになったからね。リモコンも非常に良い。色々な場面でとても重宝しています。音が大き過ぎるときのミュート(消音)ボタンも便利ですし、様々な場所での聞こえ方を自在に調整できるところにも大きなメリットを感じています。例えば、運転席側の窓を開ける時には左側の補聴器をミュートするようにしているよ。
スターキー:あなたの新しい補聴器で最も記憶に残る瞬間は何ですか?
ゲイリーさん:一番忘れられない瞬間は、外にいる鳥の声が再び聞こえると分かった時です。
補聴器を初めて装用する方の中には、それまで聞こえにくかった音が鮮明になり、ゲイリーさんのように違和感を感じる方もいらっしゃいます。
ですが、脳が新しい音に慣れると、ゲイリーさんのように、お孫さんとの会話だけでなく、鳥のさえずり声など、今まで気付かなかった音が聞こえることで、人生が楽しくなったとおっしゃる方は、たくさんいらっしゃいます。
スターキーのシナジー製品は、このブログのタイトルにもなっている
「Hear Better Live Better」(もっと聞こえると、もっと人生は楽しい)
というコンセプトをもとに作られています。
大切な人との会話、忘れかけていた音との再会…
あなたもスターキーの補聴器で、ゲイリーさんのように人生を楽しんでみませんか?