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難聴の方との会話で心がけたい10のポイント

作成者: マーケティング部|25/05/21 2:30

家族との関係は特別でかけがえのないものです。コミュニケーションを通じて、その大切な絆を保つことができます。しかし、相手が聞こえづらさを抱えている場合には、円滑なやりとりが少し難しく感じられることもあります。

 

 

あなたの大切な人が、きこえに不安を感じていたり、補聴器を使い始めたばかりの頃は、会話の際に思いやりを持つことがとても大切です。

 

そこで、あなたと大切な人とのかけがえのないコミュニケーションを守るために、難聴の方との会話で心がけたい10のポイントをご紹介します。

 

1.話し始める前に相手の注意を引く

相手の名前を呼んだり、肩に軽く触れることで、これから話を始めることを相手に知らせることができます。そうすることで相手が聞く準備を整えやすくなります。

 
2.別の部屋から話しかけないようにしましょう

会話をする際はできるだけ、相手と向き合い、数メートル以内の距離で話すようにしましょう。 そうすることで、相手はあなたの唇や顔の表情などの視覚的な手がかりを読み取りやすくなり、話の内容を理解しやすくなります。

 

3.はっきりと、自然な話し方をする

難聴の方にはゆっくり話すのが良いと考えられがちですが、それではかえって聞き取りにくくなり、読唇も難しくなります。はっきりと自然に話すことを心がけ、理解を助けるために少し間を取ることが効果的です。

 

4.もごもご話さずゆっくり話しましょう

難聴の方がよく感じる不満のひとつに、話し手の声がもごもご話をしているように聞こえ、はっきりと聞き取れないということがあります。口ごもらず、明瞭に話すように心がけましょう。

 

 

5.頼まれたら、繰り返しましょう

もし相手が理解していないような表情をしていたり、聞き返したりした場合は、同じ言葉を繰り返すだけでなく、言い換えてみたり、話題についてもう少し詳しく説明することで、相手の理解を助けることができます。

 

6.大きな声を出さない

会話では、相手にしっかり伝わることが大切です。しかし、大声で話してしまうと、声のトーンや表情が変わってしまい、かえって伝わりにくくなることがあります。普通の会話と同じような自然な声のトーンを意識して、相手の反応を見ながら必要に応じて声の大きさを調整しましょう。

 

7.表情やジェスチャーを使う

表情や身振り手振りといった視覚的なサインは、理解を助ける大きな手がかりになります。言葉だけでなく、笑顔やうなずき、手の動きなどを意識的に取り入れると、気持ちや意図がより伝わりやすくなります。

 

 

 

8.話すときは、口元を隠さないようにしましょう

難聴の方とのコミュニケーションにおいて、視覚的な手がかりは、非常に重要です。感情を表現するときや、内緒の話をするでも、口元を隠すのは避けましょう。また、食べたり噛んだりしながら話すと、視覚的な手がかりが失われ、内容が正しく伝わらない可能性があるので注意しましょう。

 

9.グループでの会話には配慮をしましょう

2人以上のグループでの会話で、複数の人が同時に会話することは、難聴の方にとって話を追っていくのが非常に難しくなります。 可能であれば、一度に一人だけが話すように意識して、相手が話の流れをつかみやすいように配慮しましょう。

 

10.聴力評価を提案することもお忘れなく

きこえの低下を自覚していない、あるいは難聴を受け入れることをためらっている方には、オンラインの簡易きこえのチェックを勧めてみましょう。 また、現在の耳やきこえの状態をより正確に知るために、耳鼻科の医師など専門家に相談することも、そっと提案してみてくださ。い。

 

 

きこえの改善を勧められた方は、ここに郵便番号を入力いただくだけで、補聴器の紹介、試聴などが可能なお近くの補聴器専門店リストをご確認いただけます。(補聴器の試聴には費用がかかる場合があります。)

補聴器が日常のきこえをサポートしてくれるのか、ご自身の耳で確かめてみませんか?

 

またご自身のきこえについて相談できる方がいない場合、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が掲載している全国の補聴器相談医リストを確認してみてください。

 

本ブログ記事はアメリカ本社が執筆したものを日本市場向けにアレンジしたものです。

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