ダライ・ラマ法王日本代表部事務所の公式ホームページでも6月21日に発表されました。
発表には「法王は、現地での招聘者である慈善家のビル・オースチンご夫妻からホテルの入り口で歓迎の挨拶を受けられた。法王はミネアポリスご滞在中に、スターキー・ヒヤリング・テクノロジーズのキャンパスを訪問される。」と記載されています。
スターキーでも2017年5月30日グローブ・ニュースワイヤーで下記の発表をしていました。
ダライ・ラマ法王、ニューポートビーチよりミネアポリスへご出発
(2017年6月21日 アメリカ、ミネソタ州ミネアポリス)
http://www.tibethouse.jp/news_release/2017/170626_Minneapolis_20170621.html
CEOのビル・オースティンと同社の慈善事業役員(CPO)のタニ・オースティンにとって、尊敬する友人である法王ダライ・ラマ14世にミネソタ州エデンプレーリーのグローバル本社を2日間にわたりご訪問頂くのは大変名誉なことです。法王ダライ・ラマ14世は6月23日に、ビル・オースティン、タニ・オースティン、そしてユネスコ親善大使で国連持続可能な開発会議の唱道者、ウィテカー平和開発会議(WPDI)の創始者兼CEOであるフォレスト・ウィテカー氏といった友人や世界の人道主義者との初の取り組みとなるパネルディスカッション「慈悲と思いやりへの呼びかけ」に参加します。国際的な慈善活動を通じて、法王ダライ・ラマ14世、オースティン夫妻、ウィテカー氏は、平和と理解についての意識改革をもたらすことで心を一つにしています。パネルディスカッションにはビジネスリーダーやコミュニティリーダーも招待されます。
気になる当日の様子は本社公式ツイッターや公式フェイスブックからだけでなく、社員や関係者から現場の興奮が伝えられました。
「私たちスターキーは、偽りのない人間と人間の関係性を意識して作り上げることが、かつてないほど強く求められているという、法王ダライ・ラマ14世の信念を共有しています。そして、私たちの普遍的な責任感と、慈悲と思いやりの大切さに対する集合的意識に導かれて、ここで行われる議論が、世界で他者への気遣いと分かち合いの更に大きな機会を作り出すための触媒になることを期待しています。」とビル・オースティンは話しました。
↑スターキー本社で、社員のために行われたダライ・ラマ法王の講演の様子です。
入場時に法王を紹介したのはバイスプレジデントのブランドン・サワリッチです。
ダライ・ラマ法王14世(本名:テンジン・ギャツオ)は、チベット北東部のタクツェルという村で生まれました。2才の時に、ダライ・ラマ13世の転生者であるとの認定を受け、5歳でダライ・ラマ14世に正式即位しました。中国のチベット侵攻のため1959年にインドに亡命し、チベット亡命政権を樹立。その後、世界中の要人と交流しながら、非暴力での平和の実現と、チベットの窮状を訴えてきました。1989年ノーベル平和賞を受賞しています。亡命政権樹立から約50年。ダライ・ラマ法王は、今もチベットの地を踏めてはいませんが、なおも精力的に活動を続けているのです。チベットの民にとって、チベットの大地の美しさや強さ、神聖さ、チベット人の意思を象徴する存在です。
ダライ・ラマ14世の平和への活動と、その魅力あふれる人柄と平和への活動は、近年ドキュメンタリー映画としても公開されました。ダライ・ラマの名言とされる言葉は数多くあり、受け取り手のそれぞれの環境によって心に響くものは異なるでしょう。ダライ・ラマの全ての言葉に共通するのは、愛・思いやり・寛大さです。第二次世界大戦から約70年を経た現代の日本で、私たち日本人が心に留めたいメッセージが多くあるはずです。
2017年スターキーGALAの日程は次のとおりです。
日時:2017年7月16日(日)
会場:セントポール・リバーセンター(アメリカ合衆国ミネソタ州)
スケジュール(現地時間)
15:00 カクテル&サイレントオークション
17:00 イブニングパーティ
2017年の受賞者やパフォーマンスゲストもすでに決定しています。今回は、その中から、少しだけご紹介しましょう。
まもなく行われるスターキーGALA2017。
今年も盛り上がるイベントになりそうです。