スターキーは1967年、アメリカのミネソタ州で生まれて以来、常に最先端の技術開発をお届けしている補聴器専業メーカーです。
スターキーの歴史は1967年にさかのぼります。当時補聴器販売の仕事をしていたウィリアム・F・オースティン(スターキー創業者 通称:ビル)は、当時のメーカーの緩慢な修理サービスに業を煮やし、全メーカー対応の補聴器修理会社として独立しました。
料金一律制を業界で初めて導入するなどユーザー本位を追求した結果、2年後には補聴器修理会社として世界一の規模に成長しました。数年後にはイヤモールド製作会社を買収するなどオーダーメイド補聴器の市場投入に向け着々と準備を続け、ついに1973年、世界に先駆けてオーダーメイド補聴器の製造・販売を開始。
それと同時に「ユーザーの聴力が向上しなければお金をいただくべきではない」として90日のお試し期間や1年間の無償修理保証などのアフターサービスも充実させ、またたく間に世界有数のオーダーメイド補聴器メーカーとしてその地位を不動のものにしました。
「私たちの仕事は補聴器を販売することではなく、より良いきこえを多くの人々に届けることである。」というビルの哲学が社員全員に浸透していたから成し得たことだと言えます。その哲学を実際に補聴器が買えない世界中の人たちにも広げています。その活動は現在では年間13万台以上もの寄贈に広がり、総計で180万人もの恵まれない地域の方々に行っています。
その後スターキーは補聴器業界の技術的レベルアップやイメージの向上に大きな役割を果たしました。故ロナルド・レーガン元大統領は自身がスターキー補聴器を愛用していることを公表したこともあって、業界全体の認知度の向上と発展に大きく貢献しました。
現在、アメリカ、アジア、カナダ、ヨーロッパ、オセアニアを中心に全世界に25ヵ所以上の製造拠点と800ヵ所以上の販売・流通拠点を有する文字どおりグローバル企業へと成長したスターキーはその豊富な資源を技術開発に集中し、世界中から高い評価を得ています。
「人の助けになる、感謝される仕事ができる」ということが私たち全世界のスターキー社員の共通する喜びであり、活動の原動力となっています。
耳本来のきこえにより近づけた、Synergyプラットフォームの進化版、MuseiQ(ミューズアイキュー)、HaloiQ(ヘイローアイキュー)、OtolensSynergyiQ(オトレンズシナジーアイキュー)が発売。
アキュイティOS2を搭載したSynergyプラットフォームのMuse,Halo,Otolens各シリーズがアップデート。
2016
クアッドコア・ツインプロセッサーのSynergyプラットフォームを搭載したライフデザイン補聴器Muse(ミューズ)とスマートワイヤレス補聴器Halo2(ヘイロー2)、オトレンズ・シナジーを発売。
2015HaloにBTEタイプが加わり、オトレンズはオトレンズ2に進化、ビーンズIICを日本独自発売。
2014
スマートワイヤレスMade for iPhone®補聴器Halo(ヘイロー)を発売。スマホと連動すし専用アプリTruLink™ (トゥルーリンク)アプリにより中継機器の必要のないワイヤレス補聴器を実現。–電話も音楽もビデオも精巧な音質を実現。
TRT耳鳴り治療器ジーノTRTを発売。3シリーズ耳あな型タイプを販売開始。
アメリカ・ネバダ州ラスベガスで第1回「スターキー・ヒアリングイノベーションEXPO」を開催。周波数情報複製機能「スペクトルiQ」を搭載したXシリーズ、イグナイトを発表。シーソー(上下プッシュ)式ボリューム/メモリースイッチを装備した3シリーズ、ツアーを発表。
オーダーメイド耳あな型補聴器の小型化を追求したIIC(Invisible In the Canal)補聴器オトレンズ、及びDeep CIC補聴器ビーンズを発表。
騒音下でも相手の声がよりクリアに聞こえる「ボイスiQ」機能を搭載したSシリーズiQを発表
マルチ・コアのDSP(デジタル信号処理回路)による、優れた処理速度を持つプラットホーム“ドライブ・アーキテクチャ”を搭載したSシリーズを発表。
サイエンスとアートが融合したZonを発表、数々のデザイン賞を受賞。
業界初のナノフュージョンテクノロジーを駆使したデスティニーシリーズと最先端のフィッテングソフト「インスパイアーOS」を同時に発売。
難聴者が騒音下の聞き取りを改善するために、PDI(Precision Directional Imaging)補聴器テクノロジーを開発。PDIは業界で高い指向性レベルを提供し、唯一、真の耳あな型補聴器指向性システムを可能にしました。 「So The World May Hear」アワードガーラに出演したエルトン・ジョンの支援により、スターキーきこえの財団に対する寄付が270万ドルに達しました。
アクセントII、シークエル、エンデバー、アリスタで構成されたジェネシスを発表。プレシジョンオージオイメージングと呼ばれる高級な音響環境で難聴者に対して最高レベルの可聴、高精度そして快適さを提供しました。
「より良いきこえを、人と人との触れ合いで」を目的に、スターキー・ヒアリングエイド・アライアンスネットワークが編成されました。
ジェネシスデジタル補聴器ファミリーを発売。業界において広範囲な製品を有することになりました。
セテラ、エリーズのデジタル補聴器システムを発売。
シークエル・カスタム・プログラマブル補聴器を発売。シークエルプログラマブルは大きくひずみの発生を抑制し、最先端の圧縮テクノロジーを提供しました。素早く確実に簡単に補聴器を調整できる新しいプロフェショナル・フィッティング・システムも発表されました。
スターキー本社はISO9001の認証を取得。ドイツ、カナダ、UK、フランス、イタリアでもISOの認証を取得しています。
外耳道奥部に挿入する全く新しいタイプのティンパネット(CIC)を発売。ティンパネットは、装用者に外観的・音響的恩恵を与え、今日では業界で最も普及した最も小さい補聴器となりました。
「CE-7」とイヤーボーン・ヘッドセットを発売。カスタム補聴器製造の経験を活かして世界初のカスタムヘッドセットを製作しました。
ロナルド・レーガン大統領がスターキーの「CE-5」イントラを装用されました。大統領がスターキー補聴器を愛用していることを公表したこともあって、業界の認知度の向上と発展に大きく貢献しました。
業界初のカナルタイプの補聴器「CE-5」を発売。
スターキーきこえの財団は電池リサイクルプログラムを開始。販売店は使用済み電池をスターキーに送り、そして補聴器を必要とする人たちが補聴器を受け取れる活動に参加しました。今日、補聴器を購入する余裕のない人々に年間20,000台以上の補聴器を提供しています。
イギリス・マンチェスターに最初の海外工場を開設。続く5年間でカナダのトロント、ミネソタ州のグレンコー、ドイツのハンブルグ、フランスのパリに続々と開設。
業界初の90日試聴期間と1年間無償修理保証付きのカスタム耳あな型(in-the-ear)補聴器「CE-1」を発売。スターキーは、次々に色々な種類の補聴器を発売しカスタム補聴器製造のリーディングカンパニーになりました。
ビルは、ハロルド・スターキーからスターキー・ラボラトリーを譲り受け、プロフェッショナル社とスターキーを統合してスターキーの名を残しました。
ウイリアム・F・オースティン(通称:ビル)はミネソタ州セントルイスパークでオールメイクリペアー(全メーカー補聴器の修理)の「プロフェショナル・ヒヤリング・エイド・サービス」を創業。プロフェッショナル社は業界初の均一修理料金制を提供しました。