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    スターキージャパンからのお客様へのお知らせです。

    【掲載情報】ジ・アイズ11月号で弊社代表髙木の取材記事が掲載されました。

    投稿者 マーケティング部 投稿日 15/11/30 9:30
    マーケティング部

    【掲載情報】ジ・アイズ11月号でスターキージャパン代表髙木の取材記事が掲載されました。

    ジアイズ(興隆出版社)11月号の48,49ページの見開きページにてインタビュー記事が掲載されました。 

     

    今回の取材では髙木が入社当時から変わらないスターキーの理念に裏打ちされた

    製品開発と日本での経営方針、また諸所の社外貢献活動への協力について

    記載いただいております。

     

    下記は出版社様のご協力の下、その全文を掲載させていただいております。

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    オーダーメイド補聴器の追求に注力 補聴器で健康寿命延伸を社会へ啓蒙

     

     

    IICシリーズ新製品を発売

     

     私は2009年に当社社長に就任してから今年で7年目になります。

    スターキー創始者でオーナーのウィリアムFオースティンの想いであ

    る「きこえは私たちの願いです」を経営理念に掲げ、優れた品質の製品

    をお届けするのは当然の使命として、これら製品を安心してご販売いただ

    けるように、販売店様との情報交換や販売支援などに力を注ぎ、販売店

    様との信頼関係構築を重要方針として活動してまいりました。これは今

    後とも継続していきます。

     2014年に発売した「Ha lo(ヘイロー) RIC」や「Ha lo

    BTE13」のほか、今年8月からは「オトレンズ2」と「ビーンズIIC」

    がラインナップに加わりました。スターキーが2011年に発売したオ

    トレンズはIIC(Inv is ible in the cana l)補

    聴器の先駆けとなり、補聴器市場に定着したオーダーメイド補聴器のカ

    テゴリーとなります。

     オトレンズはIICの名のとおり「見えない補聴器」として発売以来

    好調な販売実績を挙げており、各種の技術開発やデータの蓄積などによ

    り、さらに進化したIICシリーズ新製品としてオトレンズ2とビーン

    ズIICが誕生しました。

     IICシリーズは耳の奥のより鼓膜の近くまで入ることにより、「見

    えない(補聴器装用が周囲にわからない)」「こもらない(装用時の自分

    の声の違和感が少ない)」「疲れない(補聴器先進国アメリカで、徹底し

    たユーザー研究の下で実装された最新の騒音抑制技術を搭載)などの3

    点を具現化しており、軽~中等度難聴者のQOL向上に貢献する製品で

    あると自負しております。

     

     

    耳あな型補聴器ガイドブックを作成 

     

    当社は、従来よりオーダーメイド補聴器への“こだわり”を追求

    してきましたが、2014年11月から、さらなる顧客満足度の向上を目

    指し「オーダーメイドプログラム」という新プロジェクトを立ち上げる

    とともに、補聴器を通じて“健康寿命延伸”を社会へ広く啓蒙するため

    に、厚生労働省主催の「 Smart Life Project(ス

    マートライフプロジェクト)」運動に、国内補聴器メーカーでは初めて

    参加(同社調べ)しています。

     

     オーダーメイドプログラムの一環として「耳あな型補聴器 攻略ガイ

    ドブック」を作成しており、同冊子は3ステップのフローチャートをも

    とに、豊富な選択肢の中から顧客の要望に合わせた補聴器のスタイルや、

    オプションの選択方法などをわかりやすくまとめています。販売店様が、

    顧客に耳あな型オーダーメイド補聴器の良さを理解してもらうと同時に、

    製品を選ぶ楽しさも提案することができる便利なツールですので、興味

    をお持ちの販売店様は当社までお問い合わせください。

     また、厚生労働省が平成23年に国民の生活習慣を改善し、健康寿命を

    延ばすことを目的に開始し推進している「スマートライフプロジェクト」

    は、高齢化社会を迎えた日本で注目される取り組みであり、当社も同プ

    ロジェクトの趣旨に賛同し、補聴器を通じて社会の健康意識向上につな

    がる啓発活動を行っていきます。

     さらに、今年1月に政府から発表された「新オレンジプラン」では、

    認知症の危険因子の一つとして「難聴」が明記されました。これは、当

    社親会社のスターキー・ヒヤリング・テクノロジー本社があるアメリカで

    も注目されており、この分野での情報提供や啓蒙にも力を入れていきた

    いと考えています。

     

    聞こえと健康との関係を研究

     

     近年、聞こえと健康との関わりはあらゆる研究で取り沙汰されていま

    す。既に、スターキー本社では補聴器“Hear ing Aid”を“H

    ea lth Aid”と捉えて開発・研究の分野を広げており、社内の研

    究者の多くは過去5年以内に入社した様々な分野の気鋭の専門家で、そ

    の研究の先進性には目を見張るものがあります。私たちの身体の中で、

    耳の役割やその位置などを利用することで近い将来、補聴器というカテ

    ゴリー自体が大きく進化すると考えています。

     例えば、補聴器を両耳装用することで、両耳の補聴器それぞれが平衡

    感覚をとらえて、突然の体調不良によるふらつきなどを感知することが

    できると言われています。当社のHa lo ですでに実現している、スマ

    ホなどとの連動によるGPS機能などが加われば、遠方に住む高齢者の

    方の体調管理も簡単に行えるようになるでしょう。

     スターキーは、補聴器普及の先進国であるアメリカのメーカーとし

    て、ユーザー目線での開発にとことんこだわっています。先進性のある

    技術でも、技術優先で捉えてしまってはお客様の期待に十分に応えるこ

    とはできません。臨床実験を何度も繰り返して様々な角度から機能の分

    析を行い、現段階で最も効果を発揮すると思われる技術を採用していま

    す。その代表的なものは、Ha loBTE13に搭載されたMEMSマイ

    クと追従型の指向性システムの同時採用です。

     追従型の指向性システムは、補聴器業界に登場して久しいですが、従

    来のエレクトレットマイクはポリエステルの繊維素材のため、環境に

    左右されやすく十分な指向性効果が得られないという課題がありました。

    そこで、スターキーは追従型指向性システムを採用する際に、現在のス

    マホなどでも使用されているシリコン素材のMEMSマイクを採用する

    ことで、極めて効果の高い指向性技術をお客様に提供することを可能に

    しました。

     最後に、スターキーの慈善事業である「スターキー聞こえの財団」主

    催によるGALA(ガラ)パーティーが、今年7月26日ミネソタ州のセン

    トポールリバーセンターで開催され、世界中の聴覚ケアプログラムをより

    推進するための支援金として、900万ドル(約10億7730万円)の

    寄付金が集まったことを報告させていただきます。

     15回目を迎えた今年のパーティーには、ジョージ· W · ブッシュ元大

    統領やクリントン元大統領、トップシンガーであり女優のケイティ· ペ

    リー氏などの著名人をはじめ1600人以上の参加者があり、盛況裡に

    終了しました。

     

     

    トピック: 補聴器販売店, PR