【アワード受賞】スターキー創業者兼会長のビル・オースティンが、補聴器業界への比類なき貢献に対して、第70回IHS年次大会・エキスポにおいて国際聴覚学会（IHS）から初の生涯功労賞を授与されました。ビル・オースティンは、その長く素晴らしいキャリアを通じて、世界がより良く聞こえ、より良く生きるために、技術の開発とその実現に専心してきました。

IHS会長のアネット・クロス（BC-HIS）は、この賞の授与に際し、次のようにコメントしています。

「IHSは、オースティン氏の数十年にわたる専門職と業界への貢献、そして世界中の人々の聴覚ケアの向上への貢献を称えることに感激しています。私は個人的に、オースティン氏の献身的な姿を目の当たりにすることができ、光栄に思っています。キャリアを通じて、彼の仕事は多くの聴覚ケアの専門家や難聴者にポジティブな影響を与えました。」

1961年、19歳のビル・オースティンは、いつか世界にインパクトを与える仕事をしたいと願い、叔父が経営する補聴器修理工場で働きはじめました。数年後、彼はスターキーラボラトリーズを13,000ドルで購入、それから60年ほど、現在では5,000人以上の従業員を抱え、29の施設を運営し、世界100以上の市場でビジネスを展開しています。ビル・オースティンは、そのキャリアを通じて、世界中で200万人以上の人々に聴力の贈り物をする手助けをしてきました。アメリカだけでも、5人の歴代大統領、2人のローマ法王、他にも議員や著名人など、何万人もの人々に補聴器を届けてきました。

「初めて聞こえるようになる瞬間に立ち会うのは、とても感動的です。スターキーで60年以上仕事をしてきて、幸運にも何千回も経験することができた瞬間です。私たちが成し遂げたことを振り返るとき、私たちは思いやりの遺産を築いていると心から思いますし、これからもそうでありたいと願っています。私たちには、仕事を通じて世界をより良い場所にするために、それぞれが持っている力を活用する責任があります」