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トピック

良い補聴器店の選び方

大型の眼鏡チェーンや街の眼鏡店、時計店、電気屋さんなど「補聴器」というのぼりを見たことはありませんか?補聴器を購入検討しているけれど、どこで買ったら良いかわからない、そんな声はよく聞かれます。この記事では、補聴器店を選ぶポイントについて紹介していきます。

 

カウンター越しで支払いをしようとする手元の画像

 補聴器はフィッティングが大切!補聴器店選びは補聴器選びより重要!?

補聴器の効果を適切に引き出すためには、購入時だけではなく、定期的に調整が適切に行われることが必要です。この調整のことを「フィッティング」と言います。いくら良い性能の補聴器を購入しても、フィッティングが適切でなければ意味がありません。長く付き合うことになる補聴器は、どの補聴器店で相談し購入するかが非常に重要になります。

 

補聴器店を選ぶ際には、次のようなポイントをチェックしてみましょう。


➢ スタッフに親身に相談できる

 補聴器は、機器本体の性能だけではなく、購入後の調整(フィッティング)が大切です。利用される方の生活環境や、装着しているときの感覚などを丁寧に聞き取り、またうまく伝えきれない部分も引き出してくれるようなスタッフに出会いたいものです。


➢ 購入前に補聴器を試聴できる

 補聴器は管理医療機器にあたり、購入にあたってはある程度の費用が必要です。耳は非常に繊細です。同じような性能を持っていても、装着してみたら使い心地が悪かった、操作がしづらかったということは十分にあり得ます。有料の場合もありますが、一定期間レンタルを行っている販売店もあります。利用する方が十分に納得してから購入できるサービスがある店舗を選びましょう。(スターキーにご相談いただいた場合、2週間無料で試聴ができます。詳細はこちらもご覧ください。)


➢ どのくらい聞こえるようになったかを確認できる設備が整っている

 補聴器のフィッティングは、感覚(主観評価)だけで行うものではありません。聴力や、ことばの聞き取りの状況をきちんと測定(客観評価)して、調整していくことが必要です。もし販売店のスタッフが変わることがあっても、データが残っていれば長くメインテナンスを行ってもらうことができるでしょう。測定には、専門的な機器のほか、測定を正確に行うための設備(主に防音室の状況やオージオメーター、特性器と呼ばれるものです)が必要です。設備が整っているかどうかも、良い販売店と判断できるポイントになります。


➢ 緊急時にすぐ相談できる

 快適に使っていても、ある日突然音が出なくなったといったトラブルが起きてもおかしくありません。しかし、遠方の販売店では、急なトラブルの際には対応してもらうのが難しいこともあります。また、病院の補聴器外来や、出張での販売で購入したいというときも、購入後のフォローについてどのような体制があるかを確認しましょう。最近では、自宅や施設などに訪問してくれる販売店もあります。

 


 「良い」お店の判断基準となる制度

補聴器を販売するためには自治体への届け出が必要です。さらに、一定の専門性を有することを示す認定制度がいくつかあります。良い販売店を探すための目安としてみてはいかがでしょうか。

 


➢ 認定補聴器専門店という制度

 認定補聴器専門店制度は、公益財団法人テクノエイド協会が認定しています。この制度は、認定を受けたい販売店が申請し、運営基準を満たしていると判断されれば、認定が受けられます。認定を受けている店舗は、名簿への登録と、「認定証書」「認定プレート」「ステッカー」が交付されています。気になる販売店があったら、店内に掲示されていないか見渡してみると良いでしょう。


➢ 認定補聴器技能者という制度

 補聴器技能者制度は、公益財団法人テクノエイド協会が認定して付与する資格です。協会が定めた基準以上の知識や技能を持つことを認定して付与しています。eラーニングやスクーリング、現場での演習など4年間の講座を修了し、日本耳鼻咽喉科学会の補聴器指導医の指導承諾を得て初めて、試験の受験資格があります。試験合格後は名簿への登録と「認定証書」「認定補聴器技能者カード」が与えられます。こちらも店内に証書が掲示されていたり、どこかに表記があったりするかもしれません。


➢ 補聴器相談医という制度

 補聴器相談医は、難聴のある人が補聴器を適切に活用するために、補聴器に関する診察や指導を行う耳鼻咽喉科医師のことを言います。日本耳鼻咽喉科学会が、規定の研修を修了した耳鼻咽喉科医師に委属しています。

 

耳鼻咽喉科学会のサイトでは、各都道府県の補聴器相談医の名簿ファイルをダウンロードすることができます。


➢ 制度や耳鼻科医紹介だけで決めてもダメ。セカンドオピニオンを大事にしてみましょう。

 制度や資格は販売店やスタッフが一定以上の専門性を有していることを示しています。しかし、少しでも不安なことがあれば、別の販売店や医師に相談してみることは必要なことです。


 お薦めできない補聴器店の選び方

中には、補聴器の購入を見送った方が良いのではないかという販売店もあります。そのポイントは以下の通りです。


➢ 割引率の高さだけを勧めている

 補聴器は性能だけではなく、使う場面や予算も考慮しながら選んでいくことが必要です。性能が良く、高額な製品が、必ずしも適しているとは限りません。にもかかわらず、補聴器の価格や割引率の高さばかりを強く示してくる販売店は注意が必要です。

 


➢ 広告ガイドラインに抵触する煽り文句

 厚生労働省は、医療広告に関してガイドライン(ルール)を示しています。ユーザー、および患者等に著しく事実と異なる情報を与えることで、適切な医療を受ける機会を喪失したりする可能性があるものは禁止しています。

 

比較広告:競合する別の会社の商品と比較して、都合が悪い部分を伝えなかったり、根拠を曖昧にしたりしながら、優れていることをアピールする広告

 

誇大広告:商品の内容や効果などを、事実よりも大げさに表現してアピールする広告

 

広告を行う者が客観的事実であることを証明できない内容の広告

 

公序良俗に反する内容の広告

 

こういった広告方法を用いながら、販売を行っている販売店には注意が必要です。

 

また補聴器の広告には業界で自主規制しているルールが存在します。

下記から一般の方も確認いただけるので参考にしてみてください。

適正な補聴器の広告・事例集


 購入の際に気をつけること

実際に購入を検討する際には、以下のような点にも注意したいものです。


➢ 家族に同席してもらうこと

購入時は家族や身近な人が同席すると良いでしょう。補聴器を選ぶ際には、本人の自覚している困り感だけではなく、家族や周囲の人が気になっていることも大事な情報です。また、価格や、クーリングオフについての説明などは、複数で聞いておいた方が安心です。


➢ 1メーカーだけの試聴では決めないこと

日本国内で販売されている補聴器は、複数のメーカーの製品があります。それぞれのメーカーが自信をもって開発している製品ばかりですが、補聴器には個人によって音の好み、合う・合わないがあります。販売店によっては、レンタルシステムを設けて一定期間試せることもあります。決して安い買い物ではありませんから、いくつかを比較してみると良いでしょう。


➢ 根気よく、だけど気負わずご自身のペースで。

ここまで読んでみると、「補聴器は選ぶまでが大変そう・・・」そんなイメージを持たれてしまった方もいるかもしれません。しかし、補聴器で日常の音や、会話の音をしっかりと取り入れられるようになれば、きっと日々の生活を楽しむことに繋がります。時間はかかるかもしれませんが、自分だけの聞こえを手に入れましょう。

 

 まとめ

補聴器は購入時だけではなく、購入後もフィッティングやメンテナンスなどが必要です。補聴器を利用する人も、その家族や身近な人も安心して長く付き合える販売店を見つけていきたいものです。ある程度時間をかけて見つけていきましょう。スターキーもお客様の信頼できるお店選びを応援しています。

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Topics: 補聴器ユーザー, はじめての補聴器