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補聴器で深まったお爺ちゃんと孫娘の絆

今回のブログでは、ヤーコブ・レヴィ博士の素敵なお話をご紹介します。ヤーコブさんは大学の教授であり、長年にわたって補聴器を装着しています。彼は最近、スターキーのHalo 2補聴器を使い始めました。私たちはヤーコブさんと、ご息女のカリンさんを訪ね、これまでのきこえの旅路についてお話を伺いました。

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カリンさん:

父の聴力の変化は随分以前から起こり、変化は徐々に進んでいきました。おそらく約10年前だったと思いますが、その時から父が補聴器を使おうと決心するまでに数年かかりました。私は父が兵役期間中に聴力を阻害されてしまったことを知っていました。父は、兵役期間中に聴覚保護が全く考慮されていなかったことを隠さず話してくれました。兵役に就くだけでも大きな犠牲を払ったのに、そこで父が曝(さら)され続けた騒音によって、聴力が元に戻らなくなってしまったと思うと、本当に胸が痛みます。

 

ヤーコブさん:

最初に補聴器を装用するまで、私は常にストレスを抱えていましたし、私に接する人たちもストレスを感じていたと思います。大学教授として働くのに大変な困難を感じていたのです。

 

カリンさん:

難聴が父の人生に及ぼしていた悪影響を目の前にするのは、とても辛いことでした。私は父が大好きでしたし、父は話好きで、社交的で、いつも精一杯に生きている人ですから。父は大学教授の仕事に毎日情熱を傾けていましたから、簡単な会話や交流であっても、教えることの為に非常に大切なものだったのです。補聴器を手に入れるまでの数年間、私は夕食や週末で家族が一緒にいる時でも、父が会話に参加することが徐々に減ってきていることに気付きました。父は口数が少なくなりました。新しい補聴器をすることは、父の人生のあらゆる部分に確実に良い影響を与えたと思います。

 

ヤーコブさん:

同感です!私の新しい補聴器、Halo 2(ヘイロー2)は私の(QOL)生活の質を大きく向上させました。私はスターキーのHalo 2を使用しています。私は数ヶ月前に、この補聴器と出会いました。何度か調整を繰り返しましたが、以前、補聴器を使っていましたから調整に時間がかかることは良く分かっていました。取扱店スタッフと話しながら、PCのマウスをクリックするだけで補聴器を調整することができるので、以前の補聴器よりも明らかに改善されていましたね。劇場に行ったり、映画を見たりすることがずっと楽しくなりました。良く聞こえることは私の日常生活の大切な部分であり、私の職業では非常に重要です。大学の教授として効果的にコミュニケーションを取ることができなければなりませんから。

 

カリンさん:

父は本当に、愛情深くて私心の無い人なのです。父は辛抱強くて、教える事への愛が父の全ての行いの中に輝いて見えています。父は私の娘、父の最初の孫を何よりも愛しているのが良く分かります。父は1歳10ヶ月の娘と特別な関係を持っています。父と私の娘は一緒に歌ったり本を読んだりするのが大好きで、父は彼女にヘブライ語を教えたりします。彼女は本当に理解しているようなのです。

父は彼女と何時間も一緒に過ごし、彼女に色々な事を教え、遊んで、彼女と一緒に笑っています。とても素晴らしい関係を築いていると感じます。彼女は毎日父のことを私に尋ねます。そして父が来ることを知ると、とても喜びます。父は私や兄に接したのと同じように私の娘に接していて、私たちの絆が私の娘との間に引き継がれているのはとても幸せです。彼らが今のようにコミュニケーション出来ないなどということは、想像もできません。

 

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スターキー:

お父様の最近の補聴器のフィッティング(調整)についてお話しいただけますか?

 

カリンさん:

父は以前に補聴器を装用していたので、新しい補聴器を試すことを楽しみにしていました。テクノロジー好きの父は新しい技術に興奮していました。私は、父を見てくれた補聴器専門スタッフが、父に最適な補聴器を選択して、それを父にとって最適な聞こえになるように親身になって調整してくれている姿を見て嬉しくなりました。私は父の以前の補聴器と新しい補聴器の間に大きな違いがあることが分かりました。父は遥かに良く聞こえているようでしたし、正直言って父が補聴器を着けているのが見えないのです。父の新しい補聴器はほとんど見えず、父はそれを楽しんでいると思います。前よりもずっと明瞭に聞こえて、ほとんど見えない補聴器を持っていることが、父に更に自信を与えてくれたと思います。

 

父はとても強く、誇り高い人です。そんな父が聴力を失い、自分の聞こえを受け入れ、補聴器を装用することは難しかったと思います。しかし今、父は補聴器がどれほど自分を助けてくれるのか知っています。父は仕事に行ったり、家族との団らんを楽しんだり、旅行に行ったりと本当に活発です。また、父はテレビを見て、その出来事や情報を調べることを楽しんでいます。間違いなくそれらは全て、補聴器のお陰で上手くいったことを私は知っています!

 

ヤーコブさん:

娘に同感です。私は自分の聞こえの壁にぶつかってしまっている人がいたら、できるだけ早く補聴器を試すことを勧めます。それで失うものは何もなく、得られるもののほうが大きいのですから。私は難聴が他の健康状態と違う特別なものとは、考えたことはありません。老眼鏡と同じで、補聴器は精神的な問題や老化の印ではありません。私はいつも、私の補聴器を興味深く見る人たちに、自分用の補聴器のことを考えてみてもらえるように勧めています。

 

カリンさん:

父が一番良い状態で聞こえるようになって、本当に幸せです。父がHalo 2を選んで良かったと思っています。これを使うようになってから、前よりずっと私たちの会話の輪の中に入ってくるようになりましたし、私が言葉を繰り返したり、大きな声を出したり、聞こえたかどうかを尋ねる必要もなくなりました。私たち家族が一緒にいる団らんの時も、父は苦労せずに会話についていけるようになったのです。

 

Halo2掲載カタログ

 

トピック: 補聴器, 体験談