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【あなたはどちらに聞こえますか?】「ヤニー」と「ローレル」論争

みなさんは、Yanny(ヤニ―)VS Laurel(ローレル)論争をご存じでしょうか。

これは、Laurelという単語が「ヤニ―」と聞こえる人もいれば「ローレル」と聞こえる人もおり、

世界で話題になっています。

 

ヤニ―VSローレル

 

 

 

それは一種の「曖昧さが引き起こす幻覚」のようなものです。妻と義母ルビンの壺、またはアヒルとウサギのような「だまし絵」について考えてみましょう。シェーディングを使用することにより、アーティストは同じ空間に2枚の写真を同居させることができます。

 

ヤニーVSローレルも似ている現象ですが、目ではなく耳での幻覚です。正しい言葉は「ローレル」です。この「トリック」は、高校生が文学の授業で調査研究をしていたときに発見されました。彼らはオンラインで“Laurel”という言葉を探し、音声にしてみました。彼らには「ヤニー」と聞こえました。彼らはそれをネットに投稿しました。それから、皆が「どっちに聞こえる?」と尋ね合うようなったのです。

 

聞こえは人それぞれでユニークなもの

 

私たちの耳は音を集めて脳に送り、脳は音を解釈します。科学者は、人々が「同調した」周波数が、聞こえかたに影響を与えると言います。さらに、私たちの脳は私たちが聞いたことを理解するために、欠落した部分を埋める働きを持っています。

 

シカゴ大学でスピーチ・サイエンスを学ぶ心理学者、ハワード・ヌスバウム氏は、「あなたの耳を切り取って他の誰かの耳を頭に付けたら、音が違って聞こえるだろう」とギズモードで語りました。彼は、異なった形の耳は音に焦点を合わせるやり方が違うのだと説明します。あなたは、あなたの隣の人とは違った音を聞いているのかもしれません。

 

誰もが人生の経験、見方、背景が違っていて、それゆえ脳も十人十色でユニークです。このユニークな要素を組み合わせれば、ヤニーVSローレルの討論が盛り上がるのも不思議ではありません。

 

 

一人ひとりに合わせた聴覚ケアの大切さ

 

では、これは補聴器にとって何を意味しているでしょうか?非常に多くの固有な変数があり、一人ひとりが望む聞こえもそれぞれなのですから、専門家に相談することの大切さが分かります。訓練を受けた聴覚ケアプロフェッショナルだけが、あなたと協力して、ヤニーVSローレルのようなあなたの聞こえの特徴を理解し、あなたの希望に叶い、そして適切な聞こえを実現するための答えを導き出せるのです。

 

参考:

 

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トピック: 難聴と健康