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トピック

補聴器が耳を傷めることがある?

 新しい靴を初めて履いたとき、靴が堅い、窮屈、あるいはちょうどよい大きさだと感じることはありませんか。新しい靴に慣れるために時間が必要なのはよくあることです。新しい補聴器についても同じことが言えます。実際、新しい靴のように補聴器も装用した感覚に慣れるるために、1週間か、それ以上の時間がかかる場合があります。

 

補聴器は耳を傷つける?1

 

 

補聴器を受け取ったら、音だけでなく感触にも慣れる時間が必要です。毎日休憩を取りつつ、耳の中に何かが入っている感覚に適応する時間が必要です。補聴器はあなたの耳にぴったりのように感じても、痛みを感じることはないはずです。あなたの補聴器は、最初の1週間を過ぎればとても快適で、耳に入っていることにほとんど気付かなくなるはずです。

 

ごく稀に、補聴器から耳に刺激を受けるように感じることがありますが、その時は原因を特定して修正することが重要です。

 

補聴器は正しく装用されていますか?

 

補聴器販売店から帰る前に、あなた自身で、補聴器の装用と取り外しを正しく行えることを確認することが重要です。通常、補聴器にはスタイルやモデルに応じた挿入の仕方があります。補聴器販売店のスタッフは、あなたが補聴器を挿入する最適な方法やコツを教えることが出来ます。不適切な挿入は耳の不快感を引き起こす可能性があることに注意してください。例えば、ぴったりし過ぎの感じを和らげようとして補聴器を中途半端に耳に挿入すると、却って耳の不快感に悩まされる可能性があります。

 

 

補聴器は耳を傷つける?2

 

 

原因は正しくフィットしていない補聴器?

 

補聴器販売店にいる間は、問題なく快適に装用出来たのに、何日か経つと、耳の中で補聴器が擦れたり強く当たったりする感じを覚えることがあります。このような場合は、補聴器販売店にすぐに対処してもらってください。耳あな型補聴器の場合は補聴器のシェル形状をほんの少し削れば解決したり、稀ですが場合によっては、印象採取のやり直しとメーカーによる再製作が必要なこともあります。耳かけ型補聴器の場合、既成タイプのイヤチップのサイズがあっていないことが考えられるので、カスタムメイドのイヤモールドを作成したりなどを検討します。

 

 

アレルギーが疑われる場合は?

 

これも稀にではありますが、一部の人はイヤモールドに使われている材料でアレルギーを起こすことがあります。アレルギーが疑われる場合は、補聴器販売店に必ず相談してください。

 

新しい補聴器を装着するとき、痛みや不快感があったら補聴器販売店に連絡することが重要です。新しいものを使うときは常に調整段階がありますが、この段階が痛みを伴うものであってはなりません。

 

あなたの補聴器は、聴力だけでなく、あなたの健康や社会との関わりにとって素晴らしい投資です。根気よく練習し、適切なサポートを得ることで、あなたはすぐにより良いきこえを手に入れ、より良い生活を送ることが出来るでしょう。

 

はじめて補聴器を装用する方は下記のリーフレットを一度ご覧ください。

ダウンロード

 

 

トピック: 補聴器, はじめての補聴器