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「普通の」聴力とは?

定義からすると、「普通の」聴力とは難聴がないことです。ですが「普通の」聴力がどう定らめれたかを知ったら、あなたは驚くかもしれません。

  

「普通の」聴力とは

 

 

「普通の」聴力を理解するには、最初に「標準聴力閾値」を理解する必要があります。標準聴力閾値とは、普通の聴力を持つ人が最小限聞き取れる純音の音量(閾値と呼ばれる)を指します。
 
 

標準聴力閾値を決定するために、研究者は1933年の万国博覧会で何千人もの人々の聴力検査を行いました。そして、特定の周波数で参加者が聞こえる最低音量の平均値を算出しました。その結果が、「普通の聴力」と難聴とを決定する基準となりました。それから研究者たちは、人が難聴を持っているかの判定方法を決めました。

 

普通の聴力とは実際には、0 dBHL(Decibel Hearing Level,  標準聴力閾値)から20 dBHLまでの範囲です。聴覚閾値が0 dBHLから20 dBHLの間にある人は、聴覚は正常範囲内にあるということです。いずれかの周波数で20 dBHLを超える閾値となると難聴とされます。

 

重要なのは、検査を行った周波数では正常範囲であったとしても、他の周波数でのスコアは難聴を示す場合があることを知っておくことです。

 

 

 

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トピック: 難聴と健康