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トピック

集音器のほうが安いのに、なぜ補聴器が必要なの?

補聴器は高価であると考えられていて、一部の人は集音器と呼ばれる安価な代替品を探すことがあります。集音器にはだいたい2000円から数万円の費用がかかることになりますが、それらは本当に「良い」選択でしょうか?今回はこれについて説明しましょう。

 

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 最近デビッド・ゴーベイ・ハーバート記者、突発性難聴に対して作曲家リチャード・アインホーンが自分でどこまで対処できるかを、ブルームバーグビジネスの記事「Bluetoothイヤホンが3000ドルの補聴器に対抗:電子回路とBluetoothの進歩で安価で強力に」(英語)で解説しました

 

 この作曲家は、様々な状況に対応できるよう「リュックサックいっぱいの」機器を手にしています。この中に含まれるのは、電話の音を大きくして音楽や周囲の音をストリーミングするための350ドルのiPhone接続イヤホン、 作曲中にさまざまな楽音を検出できるように設計された500ドルのイヤホン、 45ドルの指向性マイクとレストランや劇場で音声を分離するための5ドルのアプリの組み合わせ、そして最後に、同伴者に装着できる700ドル相当の予備のマイク、です。

 

複数の機器 vs. 1つの機器

 このやり方は、約1600ドル相当の機器を持ち運んだり、場所を移動し、さまざまな音に遭遇し、他の人とのやり取りのたびに手動で切り替えたりすることが面倒でない人にとってはよい方法です。

 

こういった機器は集音器または音声増幅機と呼ばれており、補聴器よりも安価であることが多いですが、長期的にみた健康上の利点、利便性や機能に関して、補聴器の代わりが務まるものでは必ずしもありません。

 

邪魔で不便 

難聴がある一般的な消費者は、優れた性能とともに利便性と快適性を求めています。望みの機能を得るために複数の機器を使用すること(マイクを他の人の顔の前に持ってこなくてはいけない場合さえあります)は、不便でわずらわしく、多くの場合社会的に不適切です。

 

難聴のある消費者は、自分の難聴のせいで他の人をわずらわせたくないと感じていることが多いものです。今日のスマートテクノロジー製品(タブレット、電話、時計)とワイヤレスで連携する補聴器を使用することで、便利さとすばらしい音質が得られ、さらにはより自然な対人コミュニケーションも維持することができます。

 

あらゆる人に同じもの? 

集音器が安価なのは、法律で規制されておらず、個人のニーズに合わせてカスタマイズされていないためです。 集音器は小さな音を大きくするとするという個人のニーズを満たすかもしれませんが、聴覚学者や医療専門家は、特定のニーズのために一部の集音器を推奨することはありえても、通常は集音器を販売しません。

 

集音器を自分で挿入しようとしたときにハーバート氏が指摘したように、耳垢が多い状態で耳に機器を詰め込むと、けがをしたり、耳垢を除去するために医師の診察が必要になることがあります。米国聴覚アカデミーのエリン・ミラー会長は、インターネットで入手したからと言って医師の診察が不要になるわけではない、と述べ、集音器に関する最大の問題は医療専門家との関係を欠いている点であると主張しています。 「誰かが患者の耳の中を診察したことを確認したいのです」とミラー氏は言います。

 

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プロに任せる

ミラー氏は正しいことを言っています。なぜなら医療専門家だけが適切に判別し治療することができる内耳の症状があるからです。こういった症状は一時的または恒久的な難聴を引き起こす可能性もあるため、消費者が専門家を迂回して集音器を購入すると、その人はさらなる難聴のリスクを冒すことになるかもしれません。また、適切な指導がないまま物や機器を耳に挿入すると、すぐにでもけがをしたり後々悪影響が出る可能性があります。

 

集音器メーカーは、ミラー氏の上記の主張があるからこそ、医療機関などの補聴器が販売されている場所に集音器も置くべきだと主張しています。しかし、1つの機器で消費者がさまざまな環境でさまざまな音を便利かつ快適に聞けるように設計されている補聴器とは異なり、電気製品市場で入手可能な多くの集音器は単一または狭い範囲の用途向けに設計されています。

 

快適さと便利さを楽しむ 

消費者は集音器および付属品を購入するときにはよく注意し、製品の製造責任業者からの警告を注意深く読むことをお勧めします。

 

現代の補聴器は、専門家によるテスト、製品選び、フィッティングの支援が必要となることがありますが、これによって便利さと快適さというさらなる利点も得られるのです。

 

たとえば、iPhone、Apple WatchなどのApple製品とワイヤレスでペアリングするHaloiQ Made foriPhone補聴器をお試しください。ユーザーは、電話、音楽、ビデオ、その他のメディアをシームレスにストリーミングしたり、電話から音量や音質を調整したり、保存した場所にユーザーが移動すると自動的に調整を行うジオタグ付きメモリを作成したり、補聴器を見失ったときは見つけたりすることができます。

 

さらに、補聴器はスマートフォンや腕時計から制御されるため、調整しても目立たず、対人コミュニケーションの邪魔になることはありません。

 

医療機器 vs. レクリエーション製品

集音器は治療のための医療機器ではありません。これらは、問題なく聴こえている人に便利になることを目的としたレクリエーション製品です。アインホーン氏の例で見た通り、小さな1つの補聴器のほんの一部の機能でさえ複数の集音器が必要です。

 

補聴器は集音器と比較すると高価に見えるかもしれませんが、補聴器には大きな利点、便利さがあり、集音器では得られない機能がたくさんあります。

 

 

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Topics: 難聴と健康