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トピック

きこえについて子供と話し合おう

今週の日曜日は、こどもの日ですね。

 

あなたは、ご自身の子供と「きこえ」や「難聴」、「補聴器」について一緒に考える時間を作ったことはありますか?

 

そこで、今回は米国本社のとある方が子供時代に経験したエピソードをご紹介します。

 

 

 

 

きこえの大切さを子供に伝えよう

 

子供たちは、難聴や補聴器について学校で教えられることはあまりないので、初めて補聴器を装用している同級生と対面したとき、「あの耳に付けてるものはなんだろう」と思うかもしれません。ときには、その好奇心から、その子のことをからかってしまうこともあるかもしれません。

 

 

私が小学校3年生の時、クラスに他の同級生とは違う男の子がいたことを覚えています彼は毎朝 先生に首に着けてもらうマイクを渡していました。先生はマイクのスイッチを点けて、一言二言、マイクに向かって何か言うと彼の顔は明るくなっていきました。彼は、毎日クラスの前列の席に座っていました。

 

ある日の休み時間、クラスメートのグループが、男の子を囲んで笑っていました。私は、なぜ彼らが、男の子のことを笑っているのか理解できなかったので、私はとても混乱したことを覚えています。

 

その日、学校から帰ってきて、私は今日の出来事として、母にそのことを話し、「なぜ彼らは男の子のことを笑っていたのか」尋ねました。すると、母はその子が補聴器を装用していることを教えてくれました。私は補聴器というものを知らなかったので、私は母と難聴や補聴器がどういうものなのか、一緒に調べてみることにしました。

 

 

 

  • きこえの仕組み

 

まず、母はインターネットで簡単な耳の解剖図を検索し、耳には外耳道、鼓膜、聴神経、そして聴覚に影響を持つ脳の部分があることを教えてくれました。 母は、その図を使って「聴神経は脳に通じており、そこで耳に聞こえたことについて考え、 それから脳はその音が何であるかを決定し、あなたはお母さんの声や、鳥のさえずり声を聞いたことを理解しているのよ」と、私に説明しました。 

 

 

 

  • 補聴器はどのようにして、その子のきこえを助けているのか

 

母は、補聴器はコーヒーのフィルターのように働き、「ことばの音」に焦点を当て、それをまっすぐ少年の耳に届けていると説明しました。また、先生が毎朝身に着けていたマイクは彼の補聴器に直接音を伝えていたことも分かりました。補聴器の仕組みを知り、クラスメートが彼のことを笑っていたとき、彼の補聴器のマイクは、その声を拾い上げることができるので、彼はクラスメートたちに何を言われているのかを理解していたのだと思うと、私は心が苦しくなりました。

 

 

  • 補聴器はどのようにして、その子の学校でのきこえを助けているのか

毎朝、私のクラスでは、ホームルームで絵本などの物語を一人一人順番に音読していました。私の母は、彼が補聴器を持っていなければ、その子にとってどれほど難しく、苦痛な時間だろうと説明しました。クラスメートの中には、大きな声で読み上げない人もいました。しかし彼は補聴器を使うことで、私たちの声は増幅され、ホームルームに参加できていたことが分かりました。

 

 

  • 「彼は私達と何ら変わりはありません。彼の耳はちょっとした助けが必要なだけです」

私の母が私に教えてくれた最も重要なことの一つは、補聴器は彼の性格を変えたりはしない、彼は私達と同じ人間であることでした。「その子が難聴で生まれたからといって、チョコレートチップ・クッキーや鬼ごっこで遊ぶことが嫌いなのではない。休み時間では、彼のことを指を差して笑うのではなく、彼を鬼ごっこの仲間に入れるべき」と言いました。

 

 

翌日、学校に行って、私はクラスで何が起こっているのか理解したような気がしました。まず、私は彼のことを笑っていたクラスメートたちは、単に彼のことを理解していないことに気づきました。補聴器を装用しているという「外見」で「自分たちと違う」と判断し、本当は、彼もみんなと同じ人間であるということに気づいていないのだということを。そして、母が補聴器や難聴について説明してくれたおかげで、私は彼の心を傷つけずに、彼にかけるべき言葉を分かっているような気をしました。

 

 

 

現在、大人になった私は、早い年齢で補聴器や難聴について学んだことが自分にとって、どれほど有益であったかを実感しています。家族に難聴の人がいないにも関わらず、母が私の疑問に一緒になって考えてくれたことで、私は、世の中には耳がきこえにくい人がいること、そして、補聴器というクールな役割を担っている機械のことを知ることができました。

 

 

 

もし、あなたが、これまで、ご自身の子供と一緒に難聴や補聴器について考えたことがなければ、ぜひ実践してみてください。きっとお互いにとって、「新しい何か」が得られるきっかけになるかもしれません。

 

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Topics: 難聴と健康