2018年、オハイオ州立大学のユン・リー助教授と彼の研究チームは、18歳から41歳までの被験者に複雑な文章を聞かせ、脳の動きをモニタリングしました。研究チームは、より複雑な文章を理解するときに脳が一生懸命に働いているかどうかを測定したいと考えていました。
「若者は、コレステロール値や血圧をチェックするのと同じように、聴力を定期的にチェックする必要があります。」
しかし、それよりも彼らが予期せずに発見したのは、僅かな難聴に罹っていた被験者は脳の右前頭皮質の活動を示したことでした(試験前に被験者全員の聴力を測定していた)。この部位は、通常はずっと高齢にならなければ言語の処理には使われないのです。
今年も早いもので2か月目に入りました。あなたのスケジュール帳には「聴力検査を受けに耳鼻科へ行く」は追加されていますか?ユン・リー助教授は、すべての年代の人達に、自分の身体を調べに人間ドックへ行くような感覚で、耳鼻科で聴力検査を受けてもらいたいと語っています。
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