新型コロナウィルス(COVID-19)の影響により、アメリカではPCによるリモート学習が行われているところもあるようです。今回は、スターキーのLivio AIを使ってPCで授業を受けているキャミィ・セフチックさんの体験談をご紹介します。
一人で悩まず、出来るコトを活用
キャミィさん:まず、私は私と同じようにPCから授業を受けている難聴を持つ他の学生に「あなたは一人じゃない」ということを伝えたいです。私の学年で難聴を持つ学生は私だけです。どうすれば他の学生と同じように授業を受けることができるか先生に相談してみてください。先生はあなたと一緒に考えてくれるはずです。そのとき、あなたはあなたの補聴器で出来ることを先生に伝えてください。たとえば、ワイヤレスアクセサリーを使うことができるのであれば、そのことを教えてあげてください。
わたしはPCを使った遠隔授業では、リモートマイク+(プラス)をPCのイヤホンジャックにさして音声を補聴器にストリーミングさせています。内容をしっかりと理解するために、私は先生やクラスメートに伝えていることがあります。それは、誰かが発言しているとき、必ずマイクをミュート(消音)にしてくださいということです。また、文字起こし機能も使っています。相手が何を言っているのかを理解するための方法は必ずしも1つではありません。「どうせわたしは聞こえないから…」と諦めないでください。
補聴器は、学校以外の日常生活をどのようにサポートしていますか?
キャミィさん:私は自分の補聴器が大好きです。補聴器のことを沢山の人に知ってもらいたくて、補聴器にイヤリングのようなアクセサリーをつけてオシャレを楽しんでいます。それと、私は料理が好きです。補聴器がないと、タイマーの音が聞こえません。また、散歩に出掛け鳥のさえずり声や風の音など自然の音を聞くことも私の楽しみの1つです。私は友達や家族とおしゃべりすることが一番大好きな時間です。笑い声の意味を理解できることは、とても幸せなことです。
補聴器のアクセサリーをどのように使用していますか?
キャミィ:教室で授業を受けているときは、先生にリモートマイク+(プラス)を着けてもらって何を言っているのか聞き取ることが出来ます。母と一緒に外出するときは、母に着けてもらっています。リモートマイク+(プラス)は、騒しい場所で言葉を理解するためにとても役立っています。また、学校でクラスメートとグループ・ディスカッションをする時はテーブルマイクを使っています。テーブルの上に置くと、クラスメートが討論している声を拾ってくれます。ディスカッションの途中で、先生が話し始めた場合は、補聴器の本体をトントンと2回叩いて、先生が着けているリモートマイク+(プラス)に切り替えることができます。聞こえにくい状況が起きても、臨機応変に対応できるアクセサリーは私の日常生活に欠かせないものとなっています。
キャミィさんは、Instagram(インスタグラム)で ご自身のことを発信しています。
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