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【補聴器の妖精】エマ・フェイ・ラドキンさん

新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックの中で、飛沫拡散防止としてマスクを使用することで難聴者にとって読唇が出来ない、顔の表情を読めないといった今までにない課題を生まれました。これらの情報は、相手がなんと言っているかを理解するためにとても重要です。また、会話をするときにソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことによって、会話がうまく聞き取れないといった問題に悩んでいる方もいらっしゃいます。

 

エマさん

 

これらのコミュニケーションの課題を多くの人に知ってほしいとSNSなどを通じて呼びかけている、自身も難聴でミュージシャンのエマ・フェイ・ラドキンさんにスターキー本社がインタビューを行いました。

 

 

スターキー:あなたは最近 新型コロナウィルス(COVID-19)によって難聴者が直面しているコミュニケーションの課題についてコスモポリタン誌で話していましたね。

 

 

エマ:この課題に気づいている人はまだ少ないです。ですが、難聴とはどういうものか、補聴器とはどういうものなのかを知ってもらえる絶好の機会でもあります。難聴のある人には、障害を持つアメリカ人法(ADA)などを通じて、口元が見えるフェイスシールドの着用、オンライン会議を行うときは発言者以外のマイクはミュートにする、明るい場所で口元が見えるようにしてもらうなど事前に合理的配慮を要求することをお勧めします。これらは、あなたの権利の範囲内です。

 

 

スターキー:大人と子供の両方の難聴者の擁護者として、あなたは新しい境地を開拓し続けています。あなたの非営利団体、Aid the Silentについて教えてください 

 

 

エマ:難聴の子供達は手話を使う子もいれば、口話を使う子もいるなど一人一人使用するコミュニケーション方法は異なります。私たちは、子供達が使用する言語を尊重しています。

 

Aid the Silentは、難聴の子供達に質の高い医療、スピーチセラピー、手話の学習、サマーキャンプ、補聴器の提供などを行っています。

 

私の仕事は補聴器の妖精として、聴覚障害児にサービスを提供することです。私の仕事の多くは、地域の学校に通う難聴の子供達と彼らを教えている教師のケアを行っています。難聴の子供、とくにティーンエイジャーを助けたいという私の最大の夢を実現させていただいていることに感謝しています。

 

 

スターキー:あなたは、来年5月にミス・テキサスとして、ミス・アメリカのコンテストに出場するそうですね。

 

エマ:来年、私は全米ミスコンテストに初めて出場します。良い結果となるよう、今も目標に向かって努力しています。また、この大きな大会に参加することで、全米中の難聴者や難聴児と出会えるきっかけとなるのではないかと思っています。

 

私の夢は、ミス・テキサスのタイトル保持者として、テキサス州のすべての国境の町に補聴器と医療を提供することです。私は自分だけでなく他の人のために奉仕が出来る人間になりたいです。そうすることで、より多くの人々が、私を通して難聴や補聴器について知っていただける大きな機会になるのではないかと信じています。

 

 

 

夢に向かって挑戦し続けるエマさんのInstagramアカウントはこちら

 

 

 

 

トピック: 体験談