飛行機に乗ったことがある人なら、耳が詰まったような感覚を知っているはず。イライラしませんか？なぜそうなってしまうのか、その理由をご紹介します。

耳が詰まったりする最も一般的な原因は、「耳管機能障害」と呼ばれるものが原因です。耳管は鼻の後ろと中耳を結んでいて、鼓膜の両側の気圧を均等に保つために必要なときに中耳を保護し、換気し、排水する役割を果たしています。通常は閉じていますが、噛んだり、飲み込んだり、あくびをしたりすると開きます。

耳管機能不全（ETD）は、何かが原因で耳管の開閉ができなくなった場合に起こります。ETDの症状には以下のようなものがあります。

・耳の中の膨満感
・音がくぐもって聞こえる
・外耳道と中耳腔の気圧差によって生じる不快感

耳が詰まってしまう原因

耳管障害には複数の原因があります。

・耳垢
・風邪による充血
・アレルギーや副鼻腔炎
・耳の感染症
・アデノイド肥大
・山の中を走っている時や飛行機に乗っている時のような高度の変化
・側頭顎関節（TMJ）症候群

詰まってしまった耳の救済策

耳管を開くための方法で、耳の詰まりや詰まった耳を解消する方法には、以下のものが含まれます。

・あくび
・チューインガム
・鼻をつまんで飲み込むこと
・鼻をつまんで口を閉じた状態で優しく鼻を吹く）

鼓膜の両側の気圧を均等にすることが目的です。飛び出すような音がしたり、飛び出すような感覚があれば、耳管が開いたことになります。

耳管機能不全（ETD）が数日続く場合や、聴力の急激な変化、耳鳴り、めまい、痛み、発熱、耳からの排液などの他の症状を伴う場合は、できるだけ早く医師の診察を受け、評価と治療を受ける必要があります。

引用元本社ブログ：https://www.starkey.com/blog/articles/2021/01/plugged-ears