難聴の兆候は、慢性的な痛みやその他の症状のように、必ずしも明らかではありません。視力の低下と同じで、本を目の近くで読むようになったり、夜間の運転中に目を細めたりするようになります。難聴の兆候は、日常生活の中に溶け込んでいることもあります。
例えば、こんな感じです
「聞こえている」けど、理解するのが難しい。
家族が帰宅して、水中エアロビクスのレッスンのことを話してくれるけど、
最近はブツブツ言ったり、早口になったりしているように聞こえる。
会話についていけなくなった。
家族で集まるとき、雑音が多くてみんなの話についていけなくなった。
雑談好きな親戚がいないときでさえも。
聞き返すことが多くなった。
同僚やレジ係など、一日の中で話す相手に対して「えっ」と言うことが多くなった。
これらはすべて、難聴の兆候かもしれません。
今まで気づかなかったとしても、それは決して珍しいことではありません。
身近な人が先に気づいてることもあります
会話の内容を把握するために、他の人に頼ってしまう。
会話の聞き逃しを補うために、"ウイングパーソン "や家族などに助けてもらっている。
音量を上げる傾向がある。
好きな歌手やバンドのライブでなくても、
一緒に見ている人よりもテレビの音量を大きくしてしまう。
電話で話すのが大変。
会話・声を理解するのが難しいこともあります。
相手には、あなたの苦労が伝わっています。
聴力測定は痛みを伴わず、通常は無料です
心当たりのあるものはありませんでしたか?
もしあれば、補聴器相談医による簡単な聴力測定を受けるのが一番です。
難聴かどうか(耳垢が原因なこともあります)を判断をしてくれます。
難聴の場合は、補聴器相談医をはじめとする専門家が難聴を評価、測定し、
これからの選択肢について相談にのってくれます。
さらに、専門家は50歳を過ぎたら3年ごとに聴力測定を受けることを推奨しています。
聴力測定は、定期的な健康診断や眼科検診のようなものだと考えてください。
認知機能の低下や認知症(どちらも難聴と関係があります)に対する予防策を講じながら、一瞬たりとも見逃すことのないようにしましょう。
お近くの補聴器の販売店はどこにあるか、お手伝いします。
ここに郵便番号を入力するだけで、最新の補聴器技術を紹介、試聴可能なお近くの補聴器専門店リストを表示します。(補聴器の試聴には費用がかかる場合があります。)補聴器がどのように役立つのか、ご自身の耳で確かめてみませんか?
そして、すぐにお店に行けない場合は、オンラインで5分で終わる聞こえのチェックをしてみましょう。
また耳について相談できる方がいない場合、日本耳鼻咽喉科学会が掲載している全国の補聴器相談医リストを確認してみてください。
本ブログ記事はアメリカ本社所属のオージオロジストが執筆したものを日本市場向けにアレンジしたものです。