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補聴器の装用が数百万人の認知症を予防する!?

人生の中年期からの難聴への対処が、世界の認知症患者の最大9%を予防できると考えられています。

 

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補聴器が世界を変える力を持っていることを知っていましたか?

事実は、補聴器が認知症予防に果たす重要な役割を浮き彫りにしています。

 

認知症の予防、介入、ケアに関する著名なランセット委員会によると、認知症は「21世紀の医療と社会的ケアにおける最大の世界的課題」となっています。しかし、聴覚の健康に気を配ることを選択するだけで、認知症との闘いに変化をもたらすことができるのです。

なぜ認知症は世界規模で取り組むべき重要な問題なのでしょうか?

世界保健機関(WHOは次のように言っています:

 

・現在、世界で5,500万人以上が認知症に罹患
・毎年1,000万人近くが新たに認知症を発症
・現在、認知症は世界第7位の死因+高齢者の障害と依存の主な原因のひとつ

・認知症は2019年に世界で1.3兆ドルの経済的損失をもたらした。

 

これらの費用の約50%は、家族や親しい友人による介護と関連しています。

これら非公式な介護者は、介護と監督のために毎日平均5時間を要しています。


米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国だけでも1600万人以上の人々が、アルツハイマー病や関連する認知症の家族や友人のために、170億時間以上の無報酬介護を行っています。
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難聴は認知症にどのように影響するのか?

 

研究者たちは次のような要因を挙げています:

 

難聴は脳の認知的負荷を変化させます。脳は聴覚を処理するために多くのエネルギーを費やし、思考や記憶に費やす時間が少なくなります。

難聴は脳の萎縮を促進します。すべての脳は加齢とともに収縮しますが、聴覚に障害があると「脳の萎縮が加速する」という研究結果があります。

難聴は社会的孤立や孤独を招きます。社会的孤立は認知症のリスクを50%増加させます。

 

しかし、研究者たちの見解によれば、難聴に対処することで、世界の認知症患者の最大9%、つまり年間数百万人の認知症患者を予防できる可能性があります。2023年の研究によると、認知機能が低下するリスクのある高齢者では、補聴器を使用することでリスクがほぼ半減するといいます。

 

認知症との闘いに参加しませんか?

 

認知症は、認知症患者や認知症患者を愛する人々にとって深刻な問題です。しかし、難聴を補聴器で対処することで、認知症の患者数を減らすことができ、認知症がもたらす影響を軽減することができます。補聴器を使うことで、認知症の患者数を減らし、認知症がもたらす影響を軽減することが考えられています。

 

もし、あなたが何とかしたいとお考えならお手伝いします。ここに郵便番号を入力するだけで、補聴器技術を紹介、試聴可能なお近くの補聴器専門店リストを表示します。(補聴器の試聴には費用がかかる場合があります。)補聴器がどのように役立つのか、ご自身の耳で確かめてみませんか?

 

すぐにお店に行けない場合は、オンラインで5分で終わる聞こえのチェックをしてみましょう。

 

またご自身の耳の状態について相談できる方がいない場合、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が掲載している全国の補聴器相談医リストを確認してみてください。

 

 

 

トピック: 難聴と健康, はじめての補聴器