すでにご存知の方もいらっしゃるかもしませんが、
スターキーは米国ミネソタ州に本社を置き、全世界に29か所の拠点と6000人以上の従業員を擁する世界5大補聴器ブランドのひとつです。
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多くの補聴器メーカーがAI(人工知能)を搭載した製品を販売している中、当社も2018年にLivio AI(リビオ AI)を、当時では3Dセンサーと人工知能(AI)を搭載した世界初の補聴器として販売しました。
当社がAI補聴器メーカーとして発展した所以の一つとして、Achin Bhowmik(アーチン・ボーミック)博士の存在は欠かせません。
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アーチン・ボーミック博士のプロフィール
ボーミック博士はスターキーの(CTO)チーフ・テクノロジー・オフィサー、技術開発の担当副社長であり、補聴器を高度なセンサーと人工知能技術を備えた多機能デバイスに変換する研究開発を主導しています。スターキーに入社する以前は、Intel Corporation(インテル)のPerceptual Computing(知覚コンピューティング)グループ担当副社長兼ゼネラルマネージャーを務め、そこでは、3Dセンシングとインタラクティブコンピューティング、コンピュータービジョンと人工知能、自律型ロボットとドローン、没入型仮想現実とマージリアリティデバイスの分野における研究開発、エンジニアリング、運用、およびビジネスを担当し、今日までに2冊の本と80の特許取得を含む200以上の出版物を執筆しています。

今後は医療機器業界にも貢献
またボーミック博士は、2024年9月に米国FDA(食品医薬品局)のデジタルヘルス諮問委員会の業界代表に任命されました。デジタルヘルス諮問委員会は、デジタルヘルス技術の開発と規制に関連する事項について、FDAに専門的なガイダンスを提供します。これは、最先端技術を通じてイノベーションを推進し、患者ケアを強化するというスターキーの継続的なコミットメントを反映しています。
より良いきこえとくらしのために、スターキーは進化し続けます。
設立からまもなく60年を迎える当社ですが、最後に上述したボーミック博士が率いる研究開発チームの拠点でもある米国本社と、製品づくりにおけるこれまでの業績と今後の取り組みを紹介する動画をぜひご覧ください。
ジェネシスAIやその他の補聴器技術について詳しくお知りになりたい方は、認定補聴器技能者にご相談ください。ここに郵便番号を入力するだけで、補聴器技術を紹介、試聴可能なお近くの補聴器専門店リストを表示します。(補聴器の試聴には費用がかかる場合があります。)補聴器がどのように役立つのか、ご自身の耳で確かめてみませんか?
すぐにお店に行けない場合は、オンラインで5分で終わる聞こえのチェックをしてみましょう。
またご自身の耳の状態について相談できる方がいない場合、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が掲載している全国の補聴器相談医リストを確認してみてください。
本ブログ記事はアメリカ本社が執筆したものを日本市場向けにアレンジしたものです。