Auracast™とは?
LE Audioは、Bluetooth技術を進化させた新しい音声規格です。
この規格ではブロードキャストオーディオ機能が導入され、1台の音声送信機から、補聴器を含む周囲の多数のBluetooth対応受信機へ、同時に音声を配信できるようになりました。
そして、このブロードキャストオーディオ技術を活用した強力な新機能が、Auracast™と呼ばれる先進的な音声配信サービスです。Auracastに対応することで、公共機関での案内放送などの情報を、より手軽に、そして直接情報を受け取れるようになり、さまざまな新しい可能性が広がっています。
(引用参照:https://www.bluetooth.com/ja-jp/auracast/developers/)

では、この新しい機能があると、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。
昨年11月14日より、映画館として日本で初めてAuracast™システムの試験運用を開始したシネコンプレックス MOVIX川口(埼玉県川口市、アリオ川口3F)を訪れ、映画の楽しみ方がどのように変わるのかを実際に体験してきました。
接続方法
使用した補聴器:エッジ AI クラス24
補聴器をAuracast™に接続する方法:Auracast™アシスタントに対応したスマートフォン「Google Pixel 9a」で館内のオーディオ放送を表示し、希望の放送を選択して接続。

以下は、Google Pixel 9aを使用したAuracastへの接続手順です。
・「設定」アプリを開き、「接続設定」画面でペアリング済みのご自身の補聴器が表示されます。
・補聴器の歯車アイコンをタップすると、「デバイスの詳細」が表示されます。
・「音声ストリームを探す」をタップすると、映画館内で利用可能なオーディオ放送が表示されます。
- ・MOVIX川口が提供している「Broadcast Id: XXXXXX」を選択します。
- ・接続に成功すると、「現在再生しています」と表示されます。

劇場内でAuracast™に接続するスターキー社員

「Google Pixel 9a」の接続設定画面 MOVIX川口が提供しているオーディオ放送
(ID番号は劇場にてご確認ください)
スターキー補聴器の専用アプリ「My Starkey」での設定
・ストリーミング音声が物足りないと感じる場合は、「補聴器の設定」→「ストリーミング」から「音全体を強調」に変更します。
・劇場内のスピーカー音声と補聴器からの音声が重なって二重に聞こえ、聞き取りにくい場合は、ストリーミング中のマイク音量を「下げる」または「消音」にします。
映画の視聴を終えて:Auracast™で広がる“聞こえ”の体験
(個人の感想)
補聴器装用歴30年のスターキー社員の感想として:
座席の自由度が高まったと感じた:きこえに左右差がある(右と左できこえ方が違う)
ため、これまでは劇場内スピーカーの位置に合わせて座席を確保していました。Auracast™システムでは、どの席に座っても安定して聞き取りやすいと感じ、座席選びの負担が軽くなったという印象をもちました。
補聴器装用者に限らず、きこえに不安のある方も
MOVIX川口ではAuracast™対応のヘッドホンを無料で貸し出しが行われています。台数に限りはあるとのことですが、きこえに不安を感じている方も映画を、もっと楽しめるかもしれません。-jpg.jpeg?width=333&height=444&name=Image%20(6)-jpg.jpeg)
Auracast™対応のヘッドホンと操作説明書
ぜひご自身でAuracast™対応エッジAIをお試しください
きこえの低下を感じている方はどうぞ現在のきく力を知るために、耳鼻科での聴力検査をお勧めいたします。補聴器について検討されている方はここに郵便番号を入力いただくだけで、お近くの専門家リストをご覧いただけます。
いますぐ耳鼻科へ行くのは難しい場合は、オンラインで5分で終わるきこえのチェックを試してみましょう。チェック結果に気になることがあれば改めて耳鼻科の受診をお勧めします。ご自身のきこえについて相談できるかかりつけ医をお持ちでない場合、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が掲載している全国の補聴器相談医リストを確認してみてください。
*1 Bluetooth®のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。Auracast™ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG,Incが所有する商標です。



