難聴は単なる耳の症状ではありません。それは、生活の質(QOL)や健康にも影響を与えます。そのままにしておくと、多岐に渡り、深刻な結果をもたらすことになります。
↘ 精神的ストレスや倦怠感の増加
↘ 記憶力の低下
↘ 集中力の低下
↘ 精神衛生の悪化
↘ 引きこもり
↘ うつ症状
補聴器は脳への負荷を軽減するだけでなく、孤独感やうつ症状を改善する手助けになるのです。
◆難聴は思っている以上に貴方に影響してしまいます。。。
難聴の高齢者の方が認知力低下の症状を自覚する傾向が強いことを示す報告が増えてきています。
補聴器は難聴による脳への影響を改善できます。
米国のジョンズ・ホプキンス大学が、認知力の低下について、難聴の高齢者の方が41%多かったと報告しました。(関連ブログエントリー:難聴と認知症の関係について)
◆「きこえ」と脳の関連性
「きこえ」は、耳と脳の相互関係の上に成り立っています。
相手が話し始めると、脳が音声を処理し、話している内容を理解します。
もし難聴のままでいると、脳に届く音声信号が劣化している状態なので、音声処理する為には脳に多くの負担を掛けることになります。音の理解に更に脳の機能を活用すると、記憶や理解力などに分担されている脳の機能が低下します。
◆「使わなければ忘れていってしまう・・・」
アメリカの聴覚専門家(オージオロジスト)は補聴器による早期介入に大きな有意性を認めています。徐々に聴力が低下していくと、脳は特定の音の聞き方を実質的に「忘れて」いってしまいます。例えば、脳から高音域の音が奪われた期間が長くなればなるほど、脳が高音域の音を処理することが難しくなり、補聴器を装用したとしてもその影響を解消できないかもしれないのです。
◆では、どうしたら良いのでしょう?
もし認知能力または精神的な問題が疑われる場合、聴力測定と医師による健康診断の両方を受けることをお勧めします。
補聴器が音声信号を処理することで、脳がその音を理解し易くなります。脳が認知する上での負荷も補聴器が軽減するので、脳が他の機能を行い易くなります。その他の補聴器装用の利点は以下の通りです:
↗︎精神的疲労(倦怠感)の軽減
↗︎孤独感やうつ症状の軽減
↗︎マルチタスク(同時に複数の作業をこなす)能力の向上
↗︎記憶力、注意力、集中力の向上
↗︎コミュニケーション能力の向上
◆「難聴と健康」わかりやすいオンラインガイドを公開中
難聴についての適切な知識・情報が、難聴による様々な影響からあなたを守ります。
人生を彩り続ける為に、
ぜひ、この機会にあなたの人生をより豊かにするヒントを得てください。