高齢者の場合、あるいは高齢者を介護する場合、「転倒」は心配事の上位に挙げられるでしょう。それには理由があります。National Council on Aging(全米高齢者評議会)によると1、
・11秒に1人の割合で、高齢者が転倒による負傷で救急治療を受けています。
・転倒は、高齢者の致命的かどうかに関わらず、怪我の主な要因となっています。
今回起きているパンデミックは、介護者の不安をさらに増大させています。特に、長期介護施設や集会所では、COVID-19の蔓延を防ぐために家族の訪問が制限されているからです。
エボルブAIが転倒の心配を軽減します。
エボルブAIは、他の補聴器にはない技術により、転倒の心配を軽減し、より自立した生活を送ることをサポートします。
エボルブAI補聴器に内蔵された3Dセンサー(加速度センサーとジャイロセンサー)は、装用者の転倒を検知し、特定の家族や介護者に警告メッセージを送信します。エボルブAIは、これまでにない高音質の補聴器であるだけでなく、ご家族や介護者の方に安心を提供します。
聴力低下と転倒は加齢とともに起こります
65歳以降、自宅で生活している人の約40%が年に1回以上転倒すると言われています。2 転倒事故は高齢者にとって大きな健康のリスクとなっており、しばしば自立した生活を失うことへつながり、人生の流れを突然変えてしまうこともあるのです。
また、軽度の難聴者は、正常な聴力を持つ同世代の人に比べて、転倒の経験が3倍多いとされています3
難聴と加齢、そして転倒との相関関係があるからこそ、スターキーは世界で初めて、そして唯一の転倒検知機能付き補聴器をデザインしました。年齢を重ねるごとに、難聴と転倒の確率は高くなります。一つの機器で複数の加齢問題に対応できることは、それぞれの機器を持つよりもはるかに便利なことです。
補聴器は転倒の検知に最適
さらに、首から下げたり、手首に装着する他の転倒検知デバイスとは異なり、Evolv AIには人体の解剖学的・生理学的なメリットを利用しています。一般的な日常動作や転倒時には、首の筋肉が内耳のバランスシステムと連動して頭部を保護し、安定させます。補聴器は頭部に装着されるため、身体の他の部分に装着されるデバイスに比べて、日常生活での転倒の誤検知が圧倒的に少ないのは当然です4。
Evolv AIの転倒検出通知システムの仕組みは以下の通りです。
・補聴器ユーザーは、転倒した際に通知を受ける連絡先を3つまで選択できます。
・補聴器ユーザー(またはその調整者)は、Thriveアプリに連絡先を簡単に入力することができます。
・自動検出通知は、補聴器ユーザーが転倒した場合、自動的にアラート送信します。
・このアラートには、補聴器ユーザーのGPS位置情報が含まれています。
・通知を受けた人は、補聴器ユーザーに電話をかけ、様子を見に行ったり、助けを求めたりすることができます。
・手動通知(マニュアルアラート)は、補聴器ユーザーが操作ボタンを長押しするだけで、転倒または転倒以外の出来事に対してもアラートを送信することができます。
使い方はスターキージャパン公式YouTubeチャンネル「転倒通知」ビデオをご覧ください。
心配事がひとつ減る?
今は新型コロナウイルスの影響もあり心配事がたくさんありますが、せめて1つでも減らしていきませんか?
AI補聴器「エボルブ」の転倒検知・警報機能を体験するには、ここをクリックしてスターキー補聴器取扱店を探してみてください。
(2022年8月16日更新)