Hear Better.Live Better.BLOG

スターキーから補聴器・難聴について生活に活かせる情報をお届けします。

Hear Better. Live Better.ブログを公開中!! 配信登録はこちらをクリック!

トピック

補聴器と旅を楽しむ10のポイント

旅行を予定している方も、出張を控えている方も、補聴器は旅をより楽しく充実させるための重要なパートナーです。どのような場所でも、どのような状況でも役立ちます。


補聴器と旅を楽しむ10のポイントを参考に、旅先でも補聴器に煩わされることなく、最高のきこえを保つ方法を学びましょう。

Dos Donts Travel with HA Blog-Header

 

 

1. 補聴器を家に置き忘れない

 

旅行には補聴器が必須です。忘れずに持参しましょう。補聴器を使用することで、空港のアナウンスや交通の騒音がより明瞭に聞こえ、移動がスムーズで安全になります。

 

また、旅先での体験をより一層楽しむことができます。聴力が向上することで、ビーチに寄せる波の音や野生動物の声、文化的なライブパフォーマンス、そして周囲の多様な言語が奏でる魅力的な音楽を満喫することが可能です。

 

(最新の補聴器は、翻訳機としても機能することをご存知ですか? エッジAI補聴器My Starkeyアプリを組み合わせると、外国語を話す相手にその言語で翻訳されたメッセージを送ることができます。)

 

 Dos Donts Travel with HA Blog-Inline1

 

2.予備のバッテリーを持って行く

 

補聴器を常にベストな状態でお使いいただくことは、きこえの健康を維持し、旅行を楽しむための重要なポイントです。予備の補聴器用電池を機内持ち込み手荷物にたくさん入れておきましょう。(電池寿命が1日中持続する充電式補聴器にアップグレードするのもおすすめです。)

旅行中に電池が切れてしまうと、せっかくの素晴らしい景色や音、会話といった多様な体験を楽しむチャンスを逃してしまいます。


(音が常に歪んでいたり、音量を上げることが多くなったら、電池交換の時期です。)

 

 

3.補聴器用のアクセサリーもお忘れなく

 

補聴器のワイヤレスアクセサリーは、旅先の人々や周囲の環境と効果的にコミュニケーションを取るための重要なツールです。

例えば、混雑したレストランでは、テーブルマイクを使用することで、同席者の声を補聴器で直接受け取ることができます。

さらに、TVストリーマーは、テレビから補聴器に好みの音量でストリーミングすることができます。ホテルでのリラックスタイムに快適な音量でテレビを視聴することが可能です。

また、ツアーガイドの方にミニマイクリモートマイク+を襟元に付けていただければ、重要な情報を確実に聞き取る助けになります。

 

ワイヤレス補聴器の詳細については、こちらをご覧ください。

(ご注意:海外旅行の際には、充電器などのアクセサリーに対応するアダプターを忘れずに持参してください。)

 

Dos Donts Travel with HA Blog-Inline2

 

 

4. 空港では補聴器を装用する

 

補聴器を装用していると、空港の公共放送(PA)からフライト情報を聞くことができます。 テレコイルが搭載されている補聴器なら、空港のヒヤリングループにアクセスして、より明瞭に聞くことができます。 また、エッジAI補聴器をお持ちの方は、次世代の接続システムであるオーラキャストを通じて、アナウンスにシームレスにアクセスできるようになる日も近いでしょう。

保安検査場のセキュリティチェックでも、補聴器を外す必要はありません。

 

ただし、アメリカ運輸保安庁(TSA)は、職員に補聴器を装用していることを伝え、必要に応じてサポートを求めるよう推奨しています。

 

 

5. 預け入れ荷物に補聴器用品を入れない

 

現在のTSAのガイドライン*では、充電器や充電池(リチウムイオン電池)は機内持ち込み手荷物に入れることが求められています。つまり、補聴器の電池(充電式の場合は充電器も)を機内に持ち込む必要があります。

このガイドラインのおかげで、補聴器のバッテリー切れを心配せずに、快適なフライトを楽しむことができます

 

*ガイドラインは国や航空会社によって異なる場合があります。 渡航前にご確認ください。

 

 

6. 客室乗務員に難聴であることを伝える

 

飛行機内では、聴力が良い人でも聞き取りにくいことがあります。そのため、聴覚に不安がある方は、その旨を客室乗務員に事前に伝えておくと良いでしょう。必要に応じて、安全指示や機内メニューの内容など、重要な情報を直接伝えてもらうことができます。

 

7. 機内では補聴器の電源を切らないように

 

客室乗務員が離着陸時にすべての電子機器の電源を切り、収納するように指示している場合でも、補聴器は電源を切る必要はありません。 幸いにも、補聴器は飛行機のナビゲーションや通信システムに影響を与えることはありません。


また、機内でも補聴器を常に使用することができれば、客室乗務員とのコミュニケーション、同席者とのおしゃべり、機長のアナウンスも聞きやすくなります。

 

Dos Donts Travel with HA Blog-Inline3

 

. 乾燥ケースを持参すること

 

暖かい地域や熱帯地方、水辺への旅行を予定している場合、補聴器用の乾燥キットや除湿器を持参することをおすすめします。湿気や汗、結露が補聴器に溜まると、その性能に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした結露は、エアコンの使用による温度差で簡単に発生することがあります(例として、ホテルから地元の市場への往復など)。乾燥ケースは手頃な価格で使いやすく、補聴器の専門家があなたの補聴器に最適なものを見つけるお手伝いをします。

 

 

9. クリーニング・ケア用品を忘れずに

 

ご旅行中、補聴器の毎日のお手入れと最適な性能を維持するために、クリーニング・ケア用品を忘れずにお持ちください。 補聴器の外側についた耳垢や水分、ゴミを取り除くための清掃ブラシや乾いた柔らかい布などが必要です。 また、ホワイトワックスガードや

もあると安心です。

旅行前に「補聴器のお手入れ方法」の動画をご覧になってみてください。

耳かけ型・耳あな型補聴器のクリーニング方法
ワックスガードの交換方法
耳かけ型補聴器のイヤーピースの交換方法


10. 到着後、補聴器用品の保管場所を決めましょう

 

宿泊施設に到着したら、補聴器やアクセサリーを安全に保管し、すぐに取り出せるように専用の場所を確保すると便利です。いざというときに慌てて探すことがないように、ドレッサーやナイトテーブルの上に置くのがおすすめです。

 

 

他に質問があれば、補聴器専門家に聞きましょう

 

かかりつけの補聴器店がまだない場合は、ここに郵便番号を入力するだけで、補聴器技術を紹介、試聴可能なお近くの補聴器専門店リストを表示します。(補聴器の試聴には費用がかかる場合があります。)補聴器がどのように役立つのか、ご自身の耳で確かめてみませんか?

 

すぐにお店に行けない場合は、オンラインで5分で終わる聞こえのチェックをしてみましょう。

 

またご自身の耳の状態について相談できる方がいない場合、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が掲載している全国の補聴器相談医リストを確認してみてください。

 

本ブログ記事はアメリカ本社所属のオージオロジストが執筆したものを日本市場向けにアレンジしたものです。

 

トピック: アプリ, 難聴と健康, はじめての補聴器, edge ai