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難聴者の処世術:本当に価値があるのは一つだけ

スターキー本社でSNSなどを担当しているSarah(サラ)は彼女自身が補聴器を使用しているスターキーユーザーの一人です。今回は彼女の経験を通して、難聴者にとっての処世術と言えるような行動の一端を本当に価値があるのかどうかサラの意見を記載しています。

 

難聴の場合、読唇術を使うイメージ

私も以前は、唇を読もうとしたり、耳に手を当てたり、出来るだけ最前列に座ったりしていました。また、微笑みながら頷いたり、他の人が笑うと一緒に笑ったりという具合です。

 

私と同様に皆さんも、補聴器にできることがどれほどのことか良くわかっていなかった時には、こんな対処法を使ったり、聞こえているふりをしたりしていたのではないでしょうか。さて、私は直近の3年間、補聴器を使って非常にうまく生活していくことができました。そして今、その対処法を振り返り、たった一つを除いては、効果がないと言い切ることが出来ます。最初に、本当に助けになる対処法から見て行きましょう。

 

唇を読むこと-補聴器と組み合わせると効果的

唇の動きを読み取ることは、適切にフィッティングされた補聴器と組み合わせれば、非常に強力で有用なツールになり得る対処法です。あなたが補聴器を使わずに唇を読むとするなら、あなたの脳はごちゃ混ぜになった音声と相手の独特の話し方を理解しようとして負荷が大きくかかってしまい、疲労困憊してしまうでしょう。そして、第一のツールとして唇の動きを読むことに頼っていると、しばしば重大な間違いをおかしてしまう危険があります。

でも、私は補聴器を使いながら唇を読むのが好きです! それは単語や音をより速く正確に識別するのによく役立ちますし、非常に重度の難聴を抱える私のような人間にとっては、唇を読むことは雑音が大きい環境下で特に役に立つからです。雑音が、スターキーの革新的な補聴器性能をも圧倒してしまうような環境は残念ながら存在するのが現実です。

 

耳に手を当てる-効果はさほどありません

私はこの方法をあまり使いませんでしたが、父と叔父がこれに頼っているのを見ていました。この行動の背景にあるのは、音を耳に集めるという考え方です。 耳の周りに手をかざすことは、非常に騒がしい状況や内緒話を聞こうとするときには役立つかもしれませんが、それでも難聴の場合には、正確な言葉の理解に必要な、重要な空間的、音声的手がかりは逃してしまいます。

 

頷きと愛想笑い-自分を傷つけることにしかなりません

人は時に、苦い経験から学ばなければなりません。この件に関して言えば、私は相手に向かって声を上げ、理解できるまで50回繰り返してもらうように頼むほうが、全部が聞こえているとでも言うように頷くよりも良いということを学びました。

何故かって? そう、頷き、笑顔を作ることで、あなたは自分自身に酷い仕打ちをしているのです。そのようにしていると、友人たちとどこかに出かけても、気の合う仲間と会話をする本当の喜びは失われています。あなたが仕事で会議に出席している場合は、重要なポイントを聞き逃したり、自分が何の役割を与えられたのかさえも聞き逃す可能性があるのです。仕事を失う危険さえあるのに、聞こえるふりをしてしまうのでしょうか?

また、これを続けていくと、時間が経つにつれて疲労困憊してしまいます。偽って人生を送るのは楽しいことではありません。そして、聞こえているふりをして行動し続けるのは、友情、家族、愛、成功、その他、自分が楽しいと感じられる充足感をあなた自身から奪うことでしかないのです。

 

難聴で笑う効果のイメージ

 

他の人が笑うから合わせて笑う-厄介な状況になるかも!?

これは前に述べたことと同じです。 他の人が笑うのに合わせて笑うことは、笑顔を偽ったり、他の人が言っていることを聞いているように頷いたりすることと同じです。 あなたは存在しないのと同じになり、それはあなたを傷つけるだけです。更に、他の人が笑っていることは、あなたが笑ってはならないことかもしれません。例えば、他の人をネタにした辛辣な冗談などです。つまり、そのような一種のクセが起きてしまっている方にとっては、あなたが笑う前に他人が笑うのを見てはいけないということです。 自分自身に冗談を聞く機会を与え、冗談を味わい、本当の笑いの自由な喜びを体験してください。

 

実際は難聴への対処法などに頼ることはありません

難聴を抱えているすべての人は、人生の中で上記に記載した1つ以上の処世術を使用しています。 私たちは皆、必要に迫られて同じことをしてきたのです。しかし、ついに私は補聴器があれば人生はずっと豊かで充実したものになることを身をもって知りました。私は数々の苦い経験から学ばなければなりませんでした。補聴器で難聴の克服を試みる前には、対処法を弄することで10年以上の苦しみを経験しました。そして今、会議の席で話を聞くことができ、冗談を聞いて笑い、会話に参加し、恥ずかしい瞬間を味わう代わりに、肯定的な思い出を作ることができた3年間の経験から、私は自信を持って、本当に難聴者に役立つ対処法など無いと断言できるのです。

 

少しでも以下のビデオに当てはまる状況を経験したなら、聞こえのチェックが必要かもしれません。それは自分自身ではなく、あなたの周りの大切な人かもしれません。

 

 

Topics: 補聴器ユーザー, 体験談