難聴、そして難聴が加齢に伴ってどう脳に影響するのかは、数多くの研究の焦点となっています。 最近は特に、補聴器に関わる人だけでなく医療専門家や一般人にとって認知症に対する関心はさらに高まっています。
そのようななか、「難聴と高齢期での認知症のリスク」というタイトルの研究が、2018年6月のMaturitas誌に発表されました。 その中でオーストラリア中の医療機関の科学者は、彼ら自身のものを含む様々な研究を分析し、中年期に聴覚障害になると認知症を発症するリスクが50%高くなることを発見しました。
良いニュースはないのでしょうか? 最近の別の研究では、難聴はあなたが(中年で治療することによって)改善できる9つのリスク要因のうちの1つであり、これが「認知症を予防したり発病を遅らせるのに役立つ」ことがわかりました。
もしあなたが、最近聴力が落ちてきているようで何かするべきではないか、と思っているのなら、これらの研究はとても説得力がありますね。
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