「在宅ワーク」、「テレワーク」という言葉が、TVや雑誌で目にすることが多くなりました。
補聴器を使っている人達もアクセサリーを使うことでPCの音声を補聴器にストリーミングすることが可能になりましたが、実はPCを使ったWeb会議の参加は、きこえにくい人達にとって、とっても勇気がいることなのはご存知ですか?
どのような配慮が必要でしょうか?
American Speech-Language-Hearing Association(ASHA)が提唱する、
きこえにくい人達のためにWeb会議で気を付けてほしい項目は次のとおりです。
- ・カメラの向きを安定させる
- ・顔がカメラに近いことを確認
・あなたしかいない部屋でWeb会議に参加している場合は、読唇のために発言するときはマスクを外して口を塞がないようにしてください。
- ・照明は重要。読唇のために暗い背景や明るすぎる背景は避けてください。
・一度に話すのは1人にしてください。会議の主催者が司会となって「〇〇さん、どうですか?」など誰の発言なのか分かると理解しやすくなります。
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- ・発言をしていない方は音声をミュートに。
一番は本人に聞くこと
どのようなことに困っているか、どのような配慮が必要なのか本人と話し合うことで、上記6つの項目以外に出来ることがあるかもしれません。
オンラインでつながりを保つことはこれまで以上に重要になっています。
HBLBブログでは過去に「難聴者とのコミュニケーション配慮すべき大切なこと」を紹介いたしました。これは対面でのコミュニケーションについてですが、もしかすると、この中にもヒントがあるかもしれません。
誰にとっても効果的なコミュニケーション方法を考えてみませんか?
引用:
Hearing Loss and Remote Work: Advice for Effective Communication During Cirtual Meeting| ASHA
A guide to grpup video calling apps for hearing loss