みなさんの中には、健康管理の一環として人間ドックや歯科検診、視力検査を定期的に受けていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
健康のために、積極的に検査を受けていることは素晴らしいことです。ですが、みなさん。耳(きこえ)のチェックも同じように定期的に受けていらっしゃいますか?
74%の成人が2年に1度、視力検査を受けていると言われています。
62%の成人が毎年、歯科医院を訪れていると言われています。
23%しか成人が健康診断で聴力検査を受けていないと言われています。
(米国のデータ)
きこえの低下は、自分が気付かずに進行している場合があります。世界では4億5,000万人を超える人々が聴力を失い(英語)、65歳以上の成人の3人に1人がある程度の難聴を抱えていると言われています。しかし、この数字に対して、定期的にきこえのチェックを受けている方はほとんどいません。
もし、あなたが「いつまでも健康で、人生を最大限に楽しみたい!」とお考えであるのなら、ぜひ他の健康診断と同じように、耳鼻科で定期的に聴力検査を受けることをお勧めします。
難聴は、早期に発見・対処するかしないかで、生活の質(QOL: Quality of Life)に大きく影響を与えるといわれています。
現在きこえに問題がなくとも、今のご自身の聴力を知っておくことは、聴力の低下が見られたときの指標として大いに役に立つので、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか。
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