日本人が「長生き」であることは、よく知られている事実です。
市場に出回っている補聴器には様々なスタイルがあります。スタイルの違いは、補聴器の大きさ(サイズ)と耳への装着の仕方で大まかに分かれています。最新の補聴器の場合はデザイン性や機能面に富んでおり、その情報量やオプションの多さに圧倒されて、選択する際に訳が分からなくなってしまうことがあるかもしれません。
6月に入り気持ちのいい気候が続いています。補聴器を装用している方にとって気候が暖かくなるにつれて耳の中の環境も蒸れがちになりますよね。
あなたの耳垢はカサカサしていますか?それともベタベタしていますか?
日本人の耳垢(あか)は、70~80%の人がカサカサした乾燥タイプの耳垢であると言われています。
年を重ねてくると誰しも耳が遠くなったり、音が聞こえにくくなるものです。
不便さを無視して自然のまま過ごすのも、時には悪くはないことかもしれませんが、周囲の方やご自身の生活のQOLを保つために、補聴器装用という選択をすることは望ましいことです。
今回は補聴器やそれに類する機器について、価格や性能なども含め、お話したいと思います。
難聴が原因でケガしてしまうこと、想像できるでしょうか?
例えば、工事現場などで重機が倒れたり、厨房で調理器具が落ちる音が聞こえなくて、その結果、ひどい切り傷や骨折をしてしまったとしたら。。。
もし、いつもだったら聞こえるはずなのに、聞こうとすることに疲れてその日に限って危険な間違いをおこしてしまったら。。。
難聴と、難聴により蓄積された疲労は、職場で事故を誘発する原因になります。