(2025年7月15日更新)
「声はちゃんと聞こえるのに、何を言っているのかよく分からない。」
これは聴力に変化が表れ始めたときに、多くの人が最初に感じる違和感のひとつです。特に、高い音が聞き取りにくくなるタイプの聴力の変化があると、このようなことが起こりやすくなります。
たとえば、人の声の中でも「さしすせそ」などの子音は高い音に含まれています。これらが聞き取りにくくなると、言葉の輪郭がぼやけてしまい、「何を言っているのか分からない」と感じることがあります。このような聞こえ方の変化は、年齢とともに少しずつ進むことが多く、最初は気づきにくいかもしれません。でも、「聞こえているのに、内容が分からない」という感覚は、聴力の変化がはじまっているサインかもしれません。



